検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,392 hit

10話 ページ10

ーヘルサレムズロット(元紐育)ー


「ここが、ヘルサレムズロット元紐育(元ニューヨーク)です。ここから先は大変危険なので、我々の指示に従って下さい。」

クラウスはヘルサレムズロットの説明をしながら街を歩く。
街の彼方此方には珍しい物を売っている店があったり、高々としたビルが建っていた。
そして、何より歌苗達が驚いた事は、沢山の化け物が人間達と共に共存している事だった。

「あの、クラウスさん。あの人達は…?」

我慢出来ず、歌苗は質問をする。

「あれは異界の住人です。ここヘルサレムズロットは現世と異界が交わる街ですので、あちら側の住人も住んでいるのです。」

「そう、なんですか。」

「ゲームみたい…」

そんな話をしていると、突如ビルが大きな音を立てて爆発する。

「!?」

何が起きたか分からない歌苗達に対し、クラウス達は冷静に行動する。

「あぁ、私だ。例の爆発事件の犯人かも知れない。至急、こちらに来てくれ給え。」

誰かへの電話をかけ終わると、歌苗達をギルベルトの車内へと誘導する。

「Mr. Klaus! There used to be a building of his kind!(クラウスさん!いました、彼処のビルです!)」

レオは爆破したビルとは真逆の方向にあるビルの屋上を指さす。

「I understood. I will report it to Steven.(分かった。スティーブンに報告しておく。)」

そう言い、クラウスは携帯を使ってメールを送信する。




「……大丈夫かな。」

車内の窓から騒々しい外を覗く。

「大丈夫ですよ、きっと。」

他のクラシカロイド達も、外の様子を眺める。

爆発は、次々と起こっていく。小さい爆発ではあるものの、その設置されている場所が脆く、大きな建物ばかりなので、被害は大きい。

11話→←9話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

小夜(プロフ) - それと、ありがとうございます!m(*_ _)m これからも読んで下さると嬉しいです! (2018年2月11日 6時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 私はー、クラシカロイドではモーツァルト、血界戦線ではレオナルド、ですかね。更新長びいてすみませんm(_ _)m なるべく早くできるように頑張ります! (2018年2月11日 6時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - えっと……聞かれてないけど……一応…私の推しキャラはクラシカロイドではショパンさんが大好きで、血界戦線では堕落王フェムト様が大好きです♪( ´▽`) (死ぬ程どうでもいい)← 小夜さんは、どのキャラがお好きなんですか(・・?) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - すっごく面白いです〜〜((((;゚Д゚))))))) しかも私の大好きな血界戦線とクラシカロイドって……ありがとうございます*\(^o^)/*(*^_^*) 更新頑張ってください 応援してます(((o(*゚▽゚*)o))) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小夜 | 作成日時:2017年8月27日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。