５話 ページ5
モツとリストがニューヨークに行ってから、数日が経った。
今日も音羽館の住人達は何気なく過ごしている。
そんな中、ピンポーンと音羽館のインターホンが鳴り響く。
「はーい」
歌苗は掃除機を置き、玄関に向かう。
扉を開けると、そこには赤色の髪と鋭い牙を持った大きな男性と、包帯で顔を覆った老人と、糸目が印象的な少年が立っていた。
「あの、えっと……」
「突然押し掛けて申し訳ありません。私はクラウス・Ｖ・ラインヘルツと言う者です。少々お尋ねしたい事があり、お伺いしました。失礼してもよろしいですか？」
丁寧に挨拶と説明をされたので、歌苗はその３人を入れる事にした。
「あ、はい。どうぞ…」
歌苗は３人をソファに座らせ、お茶を入れようと台所へ行くが、台所は既にベトに占領されていた。
「おぉ！小娘！丁度良い。我が傑作のギョーザーを味わうがいい！！」
ベトは出来立ての餃子を自信満々に歌苗へ差し出すが、「いりません！」と言われ餃子を押し返された。
「そんな事よりどいて下さい。お客さんが来てるんです。お茶入ないと」
それを聞いたベトは眉間にシワを寄せる。
「客だと？なら尚更ギョーザーを！」
「ベトは部屋に戻ってて！！」
そう言われ、ベトは台所から無理矢理追い出されたのだった。
「…お待たせしました。」
そう言い、歌苗はついさっき入れたコーヒーを人数分テーブルの上に置き、歌苗自身もソファに座った。
「それで、話と言うのは…？」
「まず、この写真に写っている人達をご存じでしょうか？」
出された写真を見ると、そこにはいつもの彼等とは程遠い姿をしたモツ、リスト、チャイコ、バダが写っていた。
「え……嘘…」
あまりのショックで、頭の中は一瞬で真っ白に染まった。
「知ってらっしゃるんですね。」
「……はい」
歌苗の頭の中は真っ白から色んな事でいっぱいになった。
今モツ達は何をしたのだろうか、どうしてこんな事になっているのだろうか、何があったのだろうかという心配と、今目の前に居る彼らは何者なのか、他になにか目的があるのか、安全な人達なのか、何故モツ達の事を知っているのかと言う不安で。
「今は少し混乱されていると思います。ですが、どうか彼らについて詳しく教えて頂けないでしょうか。そして、彼らに一度会って頂けないでしょうか？」
赤髪の男性は落ち着いた声色で、冷静に言った。
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小夜(プロフ) - それと、ありがとうございます！m(*_ _)m これからも読んで下さると嬉しいです！ (2018年2月11日 6時) (
レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 私はー、クラシカロイドではモーツァルト、血界戦線ではレオナルド、ですかね。更新長びいてすみませんm(_ _)m なるべく早くできるように頑張ります！ (2018年2月11日 6時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - えっと……聞かれてないけど……一応…私の推しキャラはクラシカロイドではショパンさんが大好きで、血界戦線では堕落王フェムト様が大好きです♪( ´▽｀) (死ぬ程どうでもいい)← 小夜さんは、どのキャラがお好きなんですか(・・?) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - すっごく面白いです〜〜((((；ﾟДﾟ))))))) しかも私の大好きな血界戦線とクラシカロイドって……ありがとうございます*\(^o^)/*(*^_^*) 更新頑張ってください 応援してます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夜 | 作成日時：2017年8月27日 0時
