１話 ページ1
「いやっほーーい！」
音羽館の中をいつもの様にローラーシューズで走り回るクラシカロイドのヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、通称モツ。
「こらモツ！！廊下に傷が入っちゃうからローラーシューズでは走らないでって何度も言ってるでしょ？！！」
そんなモツをいつもの様に叱るのは、祖母から受け継いだ音羽館を大家として守っている高校１年生、音羽歌苗。
そんな中、歌笛の携帯に一通のメールが届く。
歌苗は受信フォルダを開き、メールを開いた。
「あ、お父さんからだ。」
それは歌苗の父、音羽響吾からのメールだった。
『件名：頼み
本文：歌苗、久しぶり。元気にしてるかな？実はちょっと頼みがあってね。少しの間クラシカロイドを４人程、私の所に寄越してくれないかな？ 今、どのくらい成長しているのか見てみたくてね。詳しいことは下に書いてるからね。それじゃ、よろしく頼むよ。』
と、書いてあった。
「お父さんったらもう。」
はぁ、と１つため息をつく。
「どうしたの子猫ちゃん。ため息なんか付いて。」
そう言い、歌苗に寄り添ったのはクラシカロイドのフランツ・リストだった。
歌笛の肩に手を添え、心配そうに顔を除く。
「どうされたのですか？大家殿、リスト殿。」
その様子を見ていたクラシカロイドのフランツ・シューベルトは声をかける。彼は食器洗いをし終わり、戻って来たところだったのだ。
「実はですね…」
歌苗はリストとシューベルトに響吾から来たメールの内容について話した。
「まぁそうだったの。」
「となると、その４人を誰にするか決めなければなりませんね。」
何で決めたら…と悩むシューベルト。
「……くじ引きとか…どう？」
途中から歌苗の話に加わっていたクラシカロイドのフレデリック・フランソワ・ショパンが提案をする。
「いいんじゃないかしら！」
リストはその案に賛成した。
シューベルトも「名案です！ショパン殿！」と言って、ショパンの案を承諾した。
「それじゃあ、後の２人も呼ばなきゃね。ベトー！モツー！」
リストは大きな声で２人の名前を呼ぶ。
しかし、現れたのはモツ１人だけだった。
「あらモツ、ベトは？」
「ルー君なら、餃子焼いてたよ？今、超いいとこなんだってさ。」
「ならしょうがないわね。後で呼んで来てちょうだい。」
「えぇ〜」
ーーーーーー
前にシューさんが寝床に使っていた、ソファがある所、何て言うんでしょうね。
……リビング、かな？
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小夜(プロフ) - それと、ありがとうございます！m(*_ _)m これからも読んで下さると嬉しいです！ (2018年2月11日 6時) (
レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 私はー、クラシカロイドではモーツァルト、血界戦線ではレオナルド、ですかね。更新長びいてすみませんm(_ _)m なるべく早くできるように頑張ります！ (2018年2月11日 6時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - えっと……聞かれてないけど……一応…私の推しキャラはクラシカロイドではショパンさんが大好きで、血界戦線では堕落王フェムト様が大好きです♪( ´▽｀) (死ぬ程どうでもいい)← 小夜さんは、どのキャラがお好きなんですか(・・?) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
時の破壊者 - すっごく面白いです〜〜((((；ﾟДﾟ))))))) しかも私の大好きな血界戦線とクラシカロイドって……ありがとうございます*\(^o^)/*(*^_^*) 更新頑張ってください 応援してます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年2月7日 7時) (レス) id: ed6862cba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夜 | 作成日時：2017年8月27日 0時
