５６話 ページ8
感情は、最後にモツにもたれかかって、ある言葉を耳元で言うと、消えてしまった。
そして、感情がいた所にはシュトルが座り込んでいた。
モツはしゃがんで、シュトルを抱き寄せると、今はもういない感情へ言うように話し出した。
モ「感情、それは違うよ。こう言う時は『Sehen Sie.(またね。)』って、言うんだよ……。」
モツの声は少し震えていた。
顔から、大きな雫が何度も何度も地面に落ちるのをその場に居た者達は目の当たりにした。
ベ「ヴォルフ……」
ベトがモツの頭を優しく撫でる。
モ「ルー、くん……僕、、また、間違えちゃったかなぁ……？ また僕は、友だちを……傷付けちゃった、、かなぁ……」
ベ「間違えてはいない、とは言い切れない。だが、奴が決めた、望んだ運命を、お前が手伝った。それだけの事だ。彼奴もきっと、お前に感謝しているだろう。」
モ「……うん。ありがと、ルーくん。」
ベトとモツが話をしていると
シ「んん………あれ、僕、一体……？」
シュトルが目を覚ます。
本人は、少し混乱しているようだった。
ナ「シュトル！大丈夫？！」
すぐにナハト達が駆け寄る。
シュトルは大丈夫だよ、と言ってナハト達に笑顔を見せた。
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小夜です。
書いていなかったのですが、５５話で感情が言った『Auf Wiedersehen.』はドイツ語で「さようなら。」です。
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小夜(プロフ) - Σd(ﾟ∀ﾟd)わかりました！ (2018年4月15日 21時) (
レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
月夏(プロフ) - 小夜さん» ありがとうございます!それから、もし、お時間いただけるのなら、私の作品にアドバイスいただけませんか？クラシカロイド 月夏 と検索すれば出てきますので、お願いします。 (2018年4月14日 17時) (レス) id: 98ec3659ca (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 返信遅れてすみません！頑張って下さい！！ (2018年4月14日 17時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - いいですよ！ (2018年4月14日 17時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
月夏(プロフ) - このシリーズ面白かったです。私もクラシカロイドの小説を書いているのですが、今回出てきた貴族達の批判の言葉を使いたいのですが、いいですか？ (2018年4月12日 19時) (レス) id: 94dbf7702a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夜 | 作成日時：2017年7月9日 22時
