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59話 ページ11

〜モツside〜

あれからもう3ヶ月くらい経った。
今日も音羽館は平和で、特にこれといって事件はなかった。

まぁ、あると言えば…

歌「ベト〜!!モツ〜!!いい加減に家賃払いなさ〜い!!」

歌笛との追いかけっこかな?
ま、楽しいからいいんだけどね〜♪

ベ「毎回毎回うるさいぞ小娘。」

モ「そうだよ歌笛ぇ〜。女の子なんだから、もっとお淑やかにしてないと〜」

歌「貴方達のせいでしょうがぁ〜!!」

今日も僕は音羽館内を走り回る。
あ、もちろんナハト達の事は忘れてないよ?
忘れるわけないじゃん。
だって、すぐそこで見守ってる感じがするからさ!

〜〜〜

ナ「ヴォルは相変わらずだねぇ」

屋根の上に座っているナハトが言う。

シ「お金払えば済んじゃう事なのになぁ。」

シュトルも言いながら苦笑いをした。

ト「でも追いかけっこって楽しいよね〜!!」

トルは全然別の事を考えている。

エ「ヴォルなら簡単に稼げると思うのですが……ベートーヴェンさんもそうですよ。」

エムはこれからのモツやベトがちゃんとやって行けるのか心配そうに言った。

ナ「でもさ、やっぱりヴォルの性格上、働くのは無理だと思うよ?」

シ「確かに、前ベートーヴェンと働こうとして、自分達が何者なのかすら忘れてた時があったからね。」

ト「確かにー!!」

エ「そんな事もありましたね。」

ナ「まぁ、今はヴォルの生きたい様に生きてくれれば、僕はそれでいいよ!」

シ「そうだね。前世では、息が詰まりそうな程、苦しい環境だったもんね。」

ト「ヴォルには前に出来なかった事をたっくさんやって貰いたい!!」

エ「そして、私達がいつも見守っている事を忘れないで欲しいです。」

ナ「まぁヴォルが僕達の事忘れるなんて事無いと思うけどね。」(笑)

シ「確かに」

ト「そうだね!」

エ「ナハト達の言う通りです。」

楽しそうに話しながら、モツやベト、音羽館の住人達を見る。
その様子をある動物がじーっと見ていた。

シ「ねぇ、誰かに見られてる気がするんだけど…?」

エ「あぁ、それは…」

そう言ってエムは向こうを見ると、建物の影から見覚えのある動物が出てきた。

ト「ハシビロコウ、ハッシーだよ!!」

エ「どうやら彼だけは私達の姿が見える様なのです。動物の本能、とやらでしょうかね?」

そう言いながらトルとエムはハッシーと遊んでいる。

シ「いつ仲良くなったの?!」

ナ「まあ、1ヶ月くらい前かな?」

シ「嘘?!全然気付かなかったんだけど!?」

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小夜(プロフ) - Σd(゚∀゚d)わかりました! (2018年4月15日 21時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
月夏(プロフ) - 小夜さん» ありがとうございます!それから、もし、お時間いただけるのなら、私の作品にアドバイスいただけませんか?クラシカロイド 月夏 と検索すれば出てきますので、お願いします。 (2018年4月14日 17時) (レス) id: 98ec3659ca (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 返信遅れてすみません!頑張って下さい!! (2018年4月14日 17時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - いいですよ! (2018年4月14日 17時) (レス) id: a4d0732062 (このIDを非表示/違反報告)
月夏(プロフ) - このシリーズ面白かったです。私もクラシカロイドの小説を書いているのですが、今回出てきた貴族達の批判の言葉を使いたいのですが、いいですか? (2018年4月12日 19時) (レス) id: 94dbf7702a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小夜 | 作成日時:2017年7月9日 22時

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