♣魔導書授与式 ページ5
塔主「ようこそ受領者諸君―――
今日からそれぞれの道を歩む君達へ…
『誠実』と『希望』と『愛』を…!」
塔主「私はこの魔導書塔の塔主である
…え――…この地からは魔法帝はおろか」
「今日で僕も一人前の魔道士か…!」
「オイあれ…教会の孤児のヤツらだぜ」
「ッヘみずぼらしいよなー」
「あんなのにまで平等に魔導書をやらなくてもいーのに」
「けど一人カッコよくない?//」
塔主「魔法騎士団に入りこれといった功績をあげた者もいない…
この中の誰かがいつの日か魔法帝になる事を願う」
「(ムチャ言うぜ…)」
塔主「いやホントマジで!!」くわぁ
塔主「―――それでは…魔導書授与」
ワァァァァァァァ
「……これが…私の魔導書……!」
「どーだオレの方が大きいぜ!」
「何を!僕の方が分厚いぞ!」ヘヘ
「よし!これでこの町を出て都会に行けるぜ!」
「オレは家業を継ぐんだ!」
「私は魔導書が少し埋まってから考えよっと」
「フフ僕達は半年後の魔法騎士団入試試験を受ける」
オオオ!!
アスタ「…あの―――…
魔導書が来ないんスけど」
し――――――ん
ザワザワ
塔主「え―――…
また来年」
アスタ「え゛え゛え゛え゛え゛!!?」ゴビーン
プ
ワハハハハ
『…ハハハ』
「なんじゃそりゃあ―――!!」
「逆にすげぇー!!」
「面白過ぎだろォー!!」
神父「……!!」
子供2「マジかよ」
「プククさすが貧民しょうも無さなら僕らの想像の上をいく…」
「!」
パアアアアァァ
四つ葉の…クローバー…!?
「四つ葉って…あの伝説の……?」
「…お…オイ―――…」
「初代魔法帝も授かったってゆー…」
「とんでもない力が秘められた……幸運が紛れ込んだ魔導書…!?」
「
ユノ「『オレは/僕は魔法帝になる』」
ザワ
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MIURU - このお話とても好きです!1ヶ月以上更新停止が悲しいですが、出来るときにでも書いてください!楽しみに待ってます! (2023年4月7日 22時) (レス) @page6 id: 9c4746d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:炎華 | 作成日時:2022年1月26日 5時