検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:7,479 hit

3 ページ4




QuizKnockの社員の紹介や機材の使い方など一通り説明していただき、私は週に1本のペースでウェブ記事を担当することになった。

初めは緊張していたものの、伊沢さんや河村さんが明るく話しかけてくれたおかげでとても気持ちが楽になった。ほんとに安心!


「そうだ、せっかくだし歓迎会やろう!」

「伊沢のおごり?」

「僕いきまーす!」

突然そう言い出すCEOに、乗り気の河村さんと山本さん。大声で騒いで楽しむ伊沢さんたちって、動画の中だけなのかと思ってたけど、そんなことないんだなぁ。この姿を間近で見られたことに喜びを感じつつも、えっと、私の歓迎会だよね?突然すぎて困惑。私は特に用事もないし大丈夫だけど、この方たち絶対忙しいよね、、申し訳ないな。


「丸山さん、明日の夜空いてる?」

「えーと、私は特に何もないですけど、皆さんお忙しいですよね…?」


「俺は全然平気だし、せっかくなんだからさ、気使わなくていいよ?」



あー福良さん!さすが王子!!こんな素敵な人たちに囲まれて幸せです私…!なんて、福良さんが声をかけてくれる間に、既にもう盛り上がっていて、

" どこのお店にする? "

" 俺は焼肉がいいな "

" それもいいですね〜 "


なんて、遠くから声が聞こえてくる。ほんとに仲がいいんだなあ。

「丸山さんはこうちゃんと同級生なの?」

「そうです、同じ学部で。」

「そっかー、今日は用事があるらしいけど、撮影がある日は来ると思うよ。まあ何か困ったことがあったら俺にでも聞いて?」


こうちゃんいない時、話せる人いないと不安でしょ?って、さりげなく気を使ってくれる福良さん。髪を整えながらさらっと言ってくれるんだから、絶対モテるんだろうなーって。笑
親切な人ばかりで、歓迎会で皆さんと話せるのが凄く待ち遠しい。誘ってくれたこうちゃんに感謝。



帰り支度の音も聞こえて、そろそろいい時間になってきた。



4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , 須貝駿貴 , sgi
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハリネズミ | 作成日時:2020年11月28日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。