奪い愛。 ページ11
※レトさん要素も入ってます。
｢ねぇ、キヨ君Aちゃんを離して？｣
｢やだ、レトさんが引いてよ。｣
｢き、キヨ君…これはちょっと恥ずかしい…｣
今、キヨ君に抱きしめられている。
それを見たレトさんが引き剥がそうとキヨ君の腕を引っ張る。
私はどちらのものじゃないぞ…！
｢ほら、Aちゃんも嫌がってるでしょ！｣
｢あぁん？これは照れ隠しだっての！｣
｢恥ずかしいから、キヨ君！離して…！｣
｢Aちゃん！｣
レトさんに呼ばれ、キヨの力が弱まった瞬間に手を引かれた。
｢きゃ…！｣
今はレトさんに後からハグされてる状態だ。
｢ちょっと、レトさん〜！｣
｢ほらAちゃんもこっちがいいって｣
まだ、なんにも言ってないよ…！
｢A、本当にレトさんがいいの？｣
キヨが少し潤んだ目でこっちを見てくる。
まるで、捨てられた子犬のように潤ませてくる。
｢そ、そんなことないよ！キヨ君も大好きだよ！｣
｢ほんと？｣
そう、キヨ君も大好き。
レトさんも大好きという意味だ。
｢じゃあ好きならキスしてよ。｣
え、えぇ〜？
なんでそうなるの〜…
｢キヨ君何言ってるの？Aちゃんが困ってるでしょ｣
レトさんは抱きしめている腕をギュッとさせる。
｢なら、俺がするよ？｣
｢え、ちょ…！｣
キヨ君は私に合わせて屈んだ。
レトさんにハグされながらキヨ君ににキスをされた。
｢…ん…｣
｢ずるいなぁ、キヨ君は。俺もしていい？｣
それは拒否権なんかなくて。
｢レトさん、まって…っ…ん｣
キヨ君よりも長く、甘いやつ。
私は力が入らなくなってその場に座り込む。
｢…A、なに気持ちよくなってんの？｣
｢ち、ちが…！｣
｢俺がもっと、気持ちよくさせてやるから｣
キヨ君はもう理性なんてなくて男の目をしていた。
｢ん…っ…ぁ…ふぁ｣
耳を塞いでキスをした。
キヨ君のキスは奥まで来て甘い音が脳内に響き渡る。
｢…ん…耳を塞いでキスすると…たまんなく気持ちいいんだって…音が。｣
キスが終わると耳元でそう囁かれた。
私は、完全にその甘さにとろけフワフワしている。
｢キヨ君は、すごいね〜。でもAちゃんならもっといけるでしょ？｣
｢ベッド行こっか。｣
私は力なく立たされて2人に連れられ寝室に向かったのであった。
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ろんさん - すごくよかったです！！めっちゃキュンとしました！！一つリクエストよろしいでしょうか？キヨさんと(名前）がゲームで勝負していて、(名前）が負けてしまい、甘い罰ゲーム？をさせられる、みたいな話が見たいです！！( *´艸｀)これからも更新楽しみに待ってます！ (2019年5月12日 0時) (
レス) id: 6bebaca9e7 (このIDを非表示/違反報告)
冷蔵庫(プロフ) - たきな。さん» ありがとうございます！ (2019年3月24日 16時) (レス) id: 23407bcabd (このIDを非表示/違反報告)
たきな。(プロフ) - すごくよき！ (2019年3月21日 20時) (レス) id: bf22fc3c3d (このIDを非表示/違反報告)
冷蔵庫(プロフ) - あほのゆな。さん» ご感想ありがとうございます！(*´∀｀*)勉強も部活も頑張って下さい！！これからも良い作品のため精進します！ (2019年3月20日 19時) (レス) id: 5fcb64f184 (このIDを非表示/違反報告)
あほのゆな。 - 最高の作品でしかないです。毎日読み直して癒しにします！勉強頑張れます(泣)部活動も頑張ります！素敵な作品感謝です…(´-`).* (2019年3月20日 18時) (レス) id: ec9fb2ae0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冷蔵庫 | 作成日時：2019年3月15日 14時
