Ep.40 ページ40
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レイは俺の姿を見ると何も聞かずに持っていた暖かい飲み物を渡してくれた。
「 そんな格好で寒いでしょ。」
『 … 』
・
何も答えない俺に怒るわけでもなく隣に座ると、
「 手、貸して 」
そんなぶっきらぼうな言葉で、冷えきった俺の手を握ってくれた。
特別暖かい訳でもなかったレイの手。
なのになぜか、その時の俺には酷く暖かくて、優しくて、嬉しくて
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視界が歪んでいくのを感じた。
レイの手をぎゅっと握り返すと、泣いてる俺にレイはひとこと大丈夫だと言うと手をそのままに寒い中隣に居てくれた。
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そしてそのまま一緒に車に乗って連れていってもらったレイの家。
その日一緒に食べたご飯は、きっと生涯忘れる事ないほど美味しくて
入れてもらったお風呂は、冷えた体も、もう二度と溶けることないと思った心も溶かしてくれて、
レイと二人入ったベッドは、夢に見ない日はなかったあの雪の日の事を初めて忘れさせ眠りにつかせてくれた。
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みつき(プロフ) - 花男みをすごく感じます…！ (2022年10月19日 10時) (
レス) @page16 id: 270fe76dd3 (このIDを非表示/違反報告)
ている(プロフ) - DAMNさん» わー！初のコメント頂きありがとうございます<(_ _)>みんなさんの期待通りの展開にできるかは少し不安なのですが楽しんで貰えるよう頑張ります！ (2022年1月16日 17時) (レス) id: d53ebdb3f3 (このIDを非表示/違反報告)
DAMN(プロフ) - クプスかっこいい…次の更新楽しみです！頑張ってください！ (2022年1月16日 9時) (レス) @page18 id: 51f985e4ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ている | 作成日時：2022年1月14日 4時
