Ep.15 ページ15
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ぼーっとしたまま過ごした午後の授業
結局ご飯も食べれないまま迎えた放課後
先程の出来事をユジンに話すとあれAだったの！？ととても驚かれた。
あのチェスンチョルは怖かったとかユンジョンハン相変わらず不思議だとか私の推しキムミンギュ！！などと
相槌と呼べるのかも分からない相槌をいれながら話を聞いてくれたユジンは
今日家庭教師が来るみたいでそのあとすぐにごめん！また明日色々聞くから！と
カバンを持って帰って行ってしまった。
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(あー、帰らなきゃ)
疲れた体に鞭打って思いきって立とうと伸びをした瞬間頭をバシッと軽い何かで殴られた。
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『いった、』
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慌てて後ろを振り返るとチェスンチョルがとてつもない形相で立っていた。
彼が持つバックできっと殴られたのだろう。
『…やめてよ』
彼は私が言い返すとまた眉間に皺を寄せ、
私のバックを机の横から勝手に取って教室を出て行こうとした。
『なにすんの！返して！』
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慌てて追い掛けてカバンを取り返そうと掴むけれど
全く力じゃ及ばずにチェスンチョルに引き摺られながら玄関まで来てしまった。
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『はあはあ、あんたなんなの？返してよ』
チェスンチョルの歩幅に合わせたせいでただでさえ疲れてるのに息切れ寸前だ。
チェスンチョルはそんな私の必死の姿を嘲笑うかのように鼻で笑い
早く靴履き替えろよというと外で待っていた彼の車に乗り込んでしまった。
「自分勝手すぎる…」
結局あいつの思い通りのままになってしまっているのがあまりに腹たって仕方ないが流石にカバンは取り返さないと帰るに帰れない。
急いで履き替えて車の窓を叩くと邪魔という声の後突然ドアを開けチェスンチョルは一旦降りてくると
ぶつかってよろけた私の腕を引っ張って車に押し込んだ。
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みつき(プロフ) - 花男みをすごく感じます…！ (2022年10月19日 10時) (
レス) @page16 id: 270fe76dd3 (このIDを非表示/違反報告)
ている(プロフ) - DAMNさん» わー！初のコメント頂きありがとうございます<(_ _)>みんなさんの期待通りの展開にできるかは少し不安なのですが楽しんで貰えるよう頑張ります！ (2022年1月16日 17時) (レス) id: d53ebdb3f3 (このIDを非表示/違反報告)
DAMN(プロフ) - クプスかっこいい…次の更新楽しみです！頑張ってください！ (2022年1月16日 9時) (レス) @page18 id: 51f985e4ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ている | 作成日時：2022年1月14日 4時
