キミが笑う.。【短編】

春高の思い出。 Y.I ページ38

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今日は、祐希とお家で春高バレー観戦してます


貴「春高バレーも生放送でやって欲しいなー笑」

石『あー、わかる』


なんて他愛もない話をしながら見ている


貴「懐かしいなー。私、春高のプリンセスとか言われちゃって、笑」

石『あー、あったな笑』

貴「祐希も、本当にすごかったよね。そりゃあモテるね笑』

石『Aはさ俺たちが春高バレーで出会ったの覚えてる？』


私は祐希とは春高バレーで出会った。お互いのバレーはもちろん。全てに一目惚れしたんだ


貴「覚えてるに決まってるじゃん笑」

石『あの前から俺、もともとAのこと知ってて。』

貴「え、そうだったの？」


正直驚いた。祐希によると私の存在を知って、わざわざ高校まで視察に来たことがあるとか


石『お前の、プレーもそうだけど、チームメイトに声をかけ続ける姿見て、その時からお前のこと好きだったの』


祐希は真剣になると私のことをお前って呼ぶ。そんな祐希にきゅんとして＿＿


貴「ゆ、うき…///」

石『ふふ、照れるななんかこーゆーの。笑』


そう言って笑う君が可愛くて、私は祐希の背中に手を回した


石『もっと俺のこと好きになっちゃった？笑』


そんなこと言いながら私をキツく抱きしめた


貴「うん。大好き！」


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春高バレーは、私たちを結ばせてくれたんだ。

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