・ ページ8
-SHINTARO-
目が慣れてきてブレーカー着いた!!
と、リビングでシェリがすげー吠えた
「凛空??電気ついたよ・・・?」
キッチンに戻ると水浸しになった床に転がってる鍋・・・・
「凛空!!!ちょ!!見せて!!!すげー真っ赤じゃん!!」
見た感じ、ひどいやけどって訳じゃないけど真っ赤になった左腕
凛空、目悪いから暗闇の中手探りでこっち来ようとしたら鍋ひっくり返したんだんだろう
熱くて冷やそうにも一瞬、自分がどこにいるのか方角がわからなくなったら凛空はパニックになってしまうことがあって・・・
「凛空??電気ついた!わかる??」
五十嵐「しんたろ・・・」
「胸は??痛くない?」
五十嵐「平気」
「腕、痛いでしょ??冷やそう??」
凛空の手を支えて水道に連れていく
「ひどくはないけど・・・少し休もう??マンズ兄さんたちには言っとく!!ごめん。俺が電気も消さずにドライアー使ったから」
五十嵐「いや、俺が全部つけてるの知ってたのにレンジ使ったから」
「何作ろうとしたの?俺作るから」
五十嵐「あと・・・パスタゆでるだけ・・・だからやる」
「息切れてんじゃん!!いいよ!!やるから!!」
五十嵐「でも」
「凛空に怪我させて、凛空がさらに体調崩したら岩本くんとかめっちゃブチ切れそうじゃん??」
五十嵐「怪我したのは慎太郎のせいじゃないから!でも確かに照とかめっちゃ怒鳴りそう」
「だろ??だから無理はするな!はい、サチュレーションだけ測らせて??」
五十嵐「親かよ」
「いいから!!95か・・・ギリギリオーケー??」
五十嵐「それくらいならいつもだから」
けど、サチュレーションって96〜99が正常じゃない??
五十嵐「大丈夫だから」
「そっか!!」
顔色も悪くないし大丈夫か!!!
それから仕事で一緒になったときに
「照にめっちゃ心配されて大したことないのに病院にまで連れていかれた!!」
って凛空に怒られたなぁww
419人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mel | 作成日時:2022年11月4日 11時