color_３ (ページ7)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:60,138 hit

怪我ページ7

-RIKU-

今日たまたまオフで慎太郎がうちに泊まり来た

しかもシェリちゃんも連れてきてくれてめっちゃ癒されてた

「慎太郎、先に風呂入れば？？」

森本「マジ？？じゃあ入っちゃおうかな～！！一緒に入るか？」

「入らねぇよ、気持ち悪いな～！！」

恋人かよｗｗｗ

「俺夕飯作るね！！」

森本「おま、作れんの？？」

「五十嵐凛空馬鹿にすんなよ？？カレーとシーフードどっち食う？」

森本「カップヌードルじゃねぇか！！」

なんて冗談はさておき、この間舘さまから教えてもらった俺の好きなカルボナーラでも作ろうかなって思ってる・・・

「シェリ！！お前本当かわいいな～！！」

よし、慎太郎が風呂から出るまでに作ろう～！

テレビでは動物番組がやっててシェリがそれを見てる

犬飼いたいな～

けど病気のこともあって夜とか目が見えなくなるから散歩とか怖いしな・・・

実家には昔いたんだよね、でっかい雑種

家の前に捨てられてた子がね・・・

野犬の子犬だったのか人間に飼われてた子なのかは知らないけど、生まれる前からいた

東京とはいえ、馬が何匹もいてそれなりに広い家で山の方なんだよね～！

自然豊かな・・・

だから捨て犬とか野犬とか多いんだよ💦

なんて俺の話はいいとして、夕飯の準備しないと！！

パスタをゆでるのに鍋に水入れてIHコンロで沸騰させる

あとはレンジでこれ温めて・・・

あ、鍋沸騰した！！

って思った直後、バンっと大きな音と共に電気が消えて視界が真っ暗になった

森本「凛空？？ごめん！！ブレーカー落ちた？？」

風呂場から慎太郎の声がした

森本「ドライアーかけたら落ちたわ！！」

そりゃそっか、電子機器いっぺんに使いすぎたわ～

森本「ブレーカーどこ？？懐中電灯かなんかある？？」

「まって今行くから！！！」

森本「言ってくれれば俺行くよ？？あんま動くなって」

「大丈夫、俺んちだから慣れてる！！！」

そっと手探りでキッチンから廊下に続くドアの取っ手を目指す・・・

そこに辿りつければあとは脱衣所までまっすぐ・・・

森本「凛空！！俺のスマホがリビングにあるから持ってきて！！！」

「え！！あっつ！！！」

手に何か当たってそれが鍋に触れたってことだけ分かった

森本「凛空？？？ブレーカーあった！！！そこいて！！！」

「え？？何？？」

わぁ・・・

バシャと音と金属が床に落ちる音が響いたと同時に左腕が熱くひりひりとした痛み