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ホテルページ47

-SHOTA

新潟公演の間、部屋を共にするのは凛空とめめの97年組

凛空はそんなに部屋にこだわりとかないし、部屋もきれいに保ってくれるからありがたい

めめは・・・うん。

風呂から上がるとめめはスマホいじってて凛空はタブレットで何か見ていた

「凛空何やってんの？」

五十嵐「馬のかわいい集見てる」

本当馬好きだよな、こいつ

五十嵐「しょっぴー、この子さ何色？解説付いてなくて～」

「ん？茶色！」

五十嵐「茶色・・・そっかありがとう！！」

たまにこいつが色の認識つかないこと忘れちゃうんだよな・・・

視力もかなり悪くて部屋が暗くなると全くと言っていいほど見えなくなってしまう

逆に明るすぎても凛空にはまぶしくてなんも見えなくて立ち眩みや眩暈を引き起こす

それに加えて凛空は心臓にも爆弾を抱えてる

凛空は一生病気とつきあっていかなくてはならない

目黒「凛空眠そうじゃん！」

五十嵐「ん～」

毎日、朝昼晩と就寝前と4回の服薬が必要で就寝前に薬には眠くなる副作用があるらしくてさっきから凛空はウトウトしてる

俺らはまだ寝るつもりはなく少し照明を落として凛空を寝かせる

照明落とすって言っても俺らにとっては十分な明るさだけどね

目黒「寝るの早っ！ちょ！しょっぴー起きちゃうよ？」

凛空のサラサラの髪の毛を触ったり鼻をつまんでみたらめめに怒られた

けど・・・

「全く起きないじゃん」

凛空の寝顔ってずっと前から変わらない・・・

「なんで凛空がこんなにも辛い思いしないといけないんだろうな・・・」

目黒「え・・・」

「何でもない、俺も寝るわ」

ついこぼれてしまった本音・・・