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ホテルに到着して、せっかくだからってことでみんなで北海道の名産が食べれる食堂に足を運んだ

凛空は甲殻類が厳禁だから、みんなが食べてるの見ていいなぁ～ってずっと言ってた

めめなんて、わざとおいしそうに食べてたりしてからかってた

それはこの間めめの食べれないフルーツを目の前でおいしそうに食べてた仕返しだけどね

ホテルに戻ってから各々部屋に戻って俺たちはお風呂じゃんけんした

俺は一番最後・・・

ってことでまだまだかかりそうだからホテルから一番近いコンビニまで行くことにした

コンビニから帰ってきたら、俺らの部屋が騒がしくてメンバー全員集合してて・・・

どうしたんだろうって部屋を覗いて、入ってきた光景に思わず息をのんだ

ラウール「りっくん、苦しいね・・・ゆっくり大きく呼吸すること意識して～」

宮舘「・・・はい、そうです・・・今は苦しそうにしてて・・・はい、わかりました・・・はい、」

佐久間とめめが両サイドからベッドに腰かけてはぁはぁと苦しそうな呼吸を繰り返す凛空の背中をさすっていて、凛空の目の前にしゃがみこんで呼吸指導するラウール

おそらく、雰囲気からして凛空の主治医である中原先生に電話をかける舘さま

その様子に聞き耳を立ててるふっかさんと照とマネージャーさん

凛空のピルケース片手に舘さまを見つめるしょっぴー

スマホで一生懸命、何かを調べる康二

「どうしたの？」

タイミングを見計らって一番近くにいた康二に声をかける

向井「俺も今さっき様子見に来てんけど・・・なんか急に脈早なってって苦しいって訴えてきたんやって・・・」

宮舘「不整脈だって！βブロッカー服薬させてって・・・それでも治まらなかったら、中原先生に電話してって！すぐに近くに病院に連絡入れるからって・・・そうなったら明日は凛空は・・・」

渡辺「β・・・これだ、、、ラウール、これ凛空に飲まして？俺水持ってくるから」

ラウール「了解！りっくん、お薬飲もう？」

渡辺「はい、水！凛空飲んだ～？？」

岩本「阿部ちゃん！そんな顔しないで？大丈夫だから」

急に肩に手を置かれて照が優しい笑顔でそう言った

俺、どんな顔してたんだろう・・・

目黒「凛空、少し落ち着いた？？」

五十嵐「ん・・・ごめ・・・いや、ありが・・・とう」

ラウール「寝れるなら寝ちゃいな？りっくん寝るまで俺いるから」

そう、頼れる最年長の言葉に軽く微笑んで凛空はゆっくりと目を閉じた。