裏切られた少女はチート能力を持ち幻想入りする。 (ページ13)

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さてさて……ん？あ、あいつは！ページ13

話には書いていないが今のとこ
能力持ちの人の情報とスペカを把握し、メモに書き止めていた。

霊「あんたなんで能力持ちの人のスペカとか書いてるのよ。」

ル「実はさ……さっきの甘味処さ、邪悪の気配がしたのよ。だから念の為今まで出会った人をみんなの事メモしてるのよ。」

霊「へぇ……私も最近嫌な予感はしてるんだよ……」

ル「はぁ…霊夢がこの間いってた、異変とやら
起きないといいけど……」

???「霊夢！ちょうど良かった、大変！」

霊「どうしたのよ紫。」

???「妖怪が暴れている。」

急いでその現場に行くと、

建物が壊れ
あちらこちらで泣きすする声や悲鳴が聞こえる

男「や、辞めてくれ……辞めてくれ……」

黒い妖怪が大きな鉤爪(かぎつめ)

を出し、男に襲いかかろうとしている。

咄嗟に、刀を取り出し、男を引っ掻き回そうとした爪を切った。

ル「さ、逃げて！」

男「あ、あぁ……！ありがとうございます！」
と、足音を荒らげて逃げていく。

妖怪『ぁ゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛……』

こいつは強い。どうしようか。

スペル……この街の被害を広げては行けない

こいつから一旦離れ、

スペル発動「スペルカード有効範囲限定」

こいつの周りだけ発動範囲を決めた。

次のスペカを発動しない限りこの範囲は取り消せない。

スペルカード発動地符「地殻変動･集」

ピチューん※倒れた

ル「……ふぅ。被害最小限に出来たかな？」

スペルカード有効範囲は限定できても、少しは弾幕ははみ出てしまう。

???「あ、あなた！……一体どうやって……」

ル「普通に、戦っただけですが……？」

???「流石の私でも苦戦するわ。あれは本気？」

ル「本気の１％も出してません。」

紫「私は八雲紫。この幻想郷をつくった張本人。あれで本気を出してないなんて……名前は？」

ル「私は」

霊「ちょっと待って！」

私の名前を教える直前で止めた霊夢。

ル「ど、どうしたの？」

霊「あんたが此奴(こいつ)を幻想入りさせたんじゃないのよ？」

紫「……え？なんの事よ。外来人なの？」

ル「？？？そのようですが。」

霊「すっとぼけないで。紫しか幻想入りさせることは出来ないの。」

紫「何言ってんの？私は半年も外の人を幻想入りさせて無いわよ！」

霊「は？それ本当？」

紫「本当だわよ。嘘の時はちゃんと嘘って言うから！」

ル「待ってよ。この状況で2人ともよく喧嘩できるよね？」

ルイが見つめる先には

暴走した

沢山の妖怪がいた。