那須の恋の行方<番外編> ページ45
雄登side
今日は仕事がなくて、図書館に行くことにした。
参考書や小説のところに行こうと思ってたまたま漫画のコーナーを通りかかると宮田さんがいた。
雄「宮田さん?」
ひ「!?」
漫画を読んでニコニコしていた笑顔が一気に顔を赤くして宮田さんはその場を去ろうとした。
雄「行っちゃうの?」
ひ「関係ないでしょ。」
雄「1つだけ聞いてもいい?」
ひ「…。」
雄「なんでそんなに睨んできたりするの?」
ひ「嫌いだから。」
雄「え?」
ひ「イケメンが嫌いなだけ。もういいでしょ?」
雄「ちょっと!」
ひ「まだ何か。」
雄「なんで?なんで嫌いなの?」
ひ「少女漫画の男子と比べて、現実の男どもは残念で、イケメンと呼ばれてるやつのどこがかっこいいのかが理解不能。現実のリア充がハグしたり手を繋いでるの見るだけでもう、いやなの。こんなこと起こるのなんか少女漫画だけの世界でいいの!」
雄「わかった。」
ひ「は?」
雄「俺、宮田さんに好きになってもらえるように頑張る」
ひ「なんでそうなるの?」
雄「宮田さんのこと気になるし、現実の男もそんなに悪くないってことを証明してあげる。」
ひ「なんなのその上から目線。」
雄「宮田さんも変わらないと思うけど?」
ひ「絶対好きになんてならないから。」
そう言って去ってしまった。
自分らしくないこと言ったな。そう考えながら家に帰った。
ーー
少し口の悪い部分もありますが、すみません!
あと、ひとみちゃんの意見は、作者自身の意見ではありませんので誤解だけはしないようにお願いします!!
だいぶん、ひとみちゃんのキャラが濃いような気がする。笑
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作者名:2HK | 作成日時:2019年1月6日 12時