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座り込んでしまった伊野尾さん。
私は
今しかないっ
と、自分の気持ちを伝えようと
己の口を開いた。
「私も…… 私も好きですっ。」
「えっ??」
俯いていた伊野尾さんが
キョトン、とした顔で私を見てきた。
「ホント...???」
「ホントですよっ 笑」
私が答えた瞬間伊野尾さんの顔は
パァッ、と明るくなった。
座り込んでいた伊野尾さんは
立ち上がって私に向かって、言った。
「僕と付き合ってください。」
花粉症も悪くないのかもしれない。
だってあなたが花粉症になったおかげで
この病院に来てくれたおかげで
私はあなたと
”運命”
の出会いをしたんだから.....。
私は返事をしようと口を開いた。
fin
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いのあり・やぶいのLOVE(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってくださいね♪応援してます! (2015年3月28日 21時) (レス) id: 5300eee4b8 (このIDを非表示/違反報告)
・ - 花粉症の人はみんな悪、うるさいし汚い (2015年3月28日 20時) (レス) id: a0eb742521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほののん。 | 作成日時:2015年3月28日 19時