今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:860 hit
小｜中｜大
四つ目 ページ4
嫌われるのが怖くて、
好かれるのが恐くて、
何度戻りたいと思ったか。
泣かされて家に帰ったときに、
何で誰も助けてくれないのか。
弱い自分が大嫌いだった。
誰かの助けを求める自分が大嫌いだった。
いつも誰かにすがり、
いつも誰かの言いなりで、
いつも一人ぼっちな自分が、
嫌いで仕方がなかった。
ならばいっそ変わってしまおうと、
気付いたのはいつだっただろう。
他人に自分に嘘を吐いて
他人を自分を騙して、
だんだん、他人も自分も嫌いになって、
そんな人生になっていたのはいつだっただろう。
いくら人を騙しても、
いくら人が悲しんでも、
何も楽しくないし、何もかもがつまらなかった。
いかにも自分らしくと、他人とは違うんだと、
建前だけで暮して過ごしていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ポルチーニ（紅月） - 打ち間違いがありました。 5つ目の3行目です。 (2014年6月24日 18時) (
レス) id: e5264bac4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ポルチーニ（紅月） | 作成日時：2014年1月24日 15時
