14話 「授業の時間じゃい!」by Hina ページ14
1時間目の国語。
理系は悲鳴を上げていた。
「ナニコレ……無理」
「これで練習問題なのか?発展……うう、頭が……」
そして二人同時に……
「紅葉!」
「助けて、裁判長サマ」
目をキラキラさせて待っている碧斗はさておき、迷った紅葉。
だが……
「おい!抜け駆けは卑怯じゃん!」
「さ、紅葉。教えてくれ……」
「蒼樹君、仕方ないなぁ……緋奈に謝っておいてよ」
「っつしゃあ!」
「碧斗、頼んだ!」
「ちょ、俺は!?」
休み時間になり、血気盛んな緋奈、臨戦態勢の蒼樹。
何かの視線を感じる紅葉。
「ふざけるなああああああ!」
「ははっ!悔しいか?」
碧斗が口を開く。
「おい、紅葉が戻ってきたぞ」
「ああ!?」
何やら嬉しそうな紅葉。
「二人とも、喧嘩は止めて。聞いてほしいことがあるの」
「何?」
「……明日四人で遊園地に行かない?」
「行く!行きたい!」
「いいね。行こうぜ」
「よし決まり!集合とかは後で連絡!」
「オーケー!頼んだ!」
「どうした、
「……
「お前にしては珍しいこと言うな」
「声……掛けたら……ダメかな?」
「行って来いよ。まだわかんないから」
15話 「部活と業務連絡の時間だってよ」by Soki→←13話 「週末の時間です」by Kureha
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作者名:アンノーン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kronos1/
作成日時:2018年12月10日 18時