序章＿1.〜My wish the world〜 ー私の望む世界ー ページ3
黒澤「わあぁぁぁ！！遅刻する〜！新学期早々遅刻はヤダ！ダメなのに〜！」
パタパタパタッ
黒澤「はぁ、はぁ......。間に合った見たいだ......、って、ん？」
あっ。メガネかけるの忘れてた......まぁ後でいいかな？
今、人いないし。でもおかしいな？登校時間ギリギリのはず......
あれ？僕の目は間違っているのかな？
シーンとした校門の前、カチッという音がした
只今時刻は七時〇二分、少しばかり早く来すぎてしまったようだ
―――――― どうしよう、校庭でも散歩しようかな
広い広い校庭 小さな風に吹かれ ゆっくりと揺れる木々
「今だ 皆！」「行かせないよ」「こっちだって簡単には......」
――― 何処からか声がする
その声に導かれた場所は大きなサッカーグラウンドだった
黒澤「わぁ......！」 不意に声が漏れる
皆、すごく楽しそうだ。僕もやりたいな、仲間になりたいな、また―――
――『できるはずがない』 僕の頭の中にこの言葉が横切った
僕は隣に立っていたグラウンドの隅にある桜に僕の話を聞いてもらった
黒澤「もしもね、仲間になれたとしても、結局皆、離れて行っちゃうんだよ。
あの時みたいに、ね。あいつ等がいる限り......。
だから、僕は一人だけで皆を守るんだ。
例え 僕が皆に嫌われていても。 でもね......。」
ザァァァッと風が強く吹いた
黒澤「本当は、本当は......！
皆と思いっきり笑いあいたい！ 友達とふざけあいたい！
信頼できる仲間と一緒に......サッカーしたい！」
僕の瞳から何か熱い物が溢れて流れ出した 叶う筈がないのはわかっているのに
皆を傷つけてしまう『僕』は閉じ込めます、なんて言っても無駄なんだ
同じ事を繰り返したくない、けど繰り返してしまう
―――嗚呼、何故僕はこんなに弱いんだろう
いろんな気持ちが溢れていく 抑えても、もう遅かった
悲しくて、悔しくて......
それでも精一杯我慢した この先我慢ばかりになるだろう
いいんだ、それでも 僕に居場所が与えられるのなら。例え偽りだったとしても......
今はできる限り気持ちを押し殺した 声も上げずに桜の横でひっそりと独り
溢れるものが止まるまで立っていた 隣にボールが来て追いかけてきた君に
見られていたのを気付かずに......
〜〜〜
主人公さんが設定と違うのはワケアリです。スミマセン
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＿２.〜Why does she weep?〜 −あの子は何故泣いている？− (倉間side)＋イラストの事！→←初めに〜profile〜 ー設定ー
ラッキーアイテム
二年生のリボン
ラッキーキャラ
狩屋 マサキ
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キャッツアイ(プロフ) - にゃんこたつさん» ま、いーんじゃない？tk、載せるのも落描きでいいよw (2013年7月29日 20時) (
レス) id: b65e467bdd (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこたつ(プロフ) - うん、ありがとう。何故だか落描きはどんどん描けるんだけどねぇ…w (2013年7月29日 18時) (レス) id: 84e2a79d23 (このIDを非表示/違反報告)
キャッツアイ(プロフ) - にゃんこたつさん» 別にめっちゃゆっくりでもいいよ〜。しばらく、僕も更新出来そうないし……。 (2013年7月28日 19時) (レス) id: b65e467bdd (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこたつ(プロフ) - 絵が追い付く気がしない…orz (2013年7月28日 16時) (レス) id: 84e2a79d23 (このIDを非表示/違反報告)
キャッツアイ(プロフ) - あ、そうですね。直します〜！教えて頂きありがとうございました！！！ (2013年7月24日 20時) (レス) id: b65e467bdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャッツアイ&にゃんこたつ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kyattuai/
作成日時：2012年12月17日 19時
