第一回目 ページ10
Aside
とうとう、放課後になってしまった
皆は、あの空き教室にいる
ｶﾞﾗｯ
葵「これで、揃ったね…」
本ばかり読んでいる咲良君は、最近イメージが変わった
勿論、彼だけではなく
青野君や木島さんも…
いよいよ始まる
【本音ゲーム】が………
ﾁﾗｯと隣の雅を見ると
いつもの作り笑いを浮かべていた
いや……
もしかしたら…
楽しんでいるのかも？
その時…雑音混じりの女性の声が聞こえた
埜乃「…ﾂ」
「＿はぁいー、皆揃いましたね♪
それでは、第一回目の【本音ゲーム】を始めたいと思います♪
いいですか？絶対に“嘘”は駄目ですよ？＿」
“嘘”をつくと…
考えただけで身震いがする
正直に答えよう
それが、最善策だ…
「＿では、質問を始めます♪
この中で……目の前で友達が殺されたところを見たのは誰ですか？
正直にどうぞ……
勿論、本音も……ね♪＿」
えっ？
な、何その質問…
優「なるほど…そう言うことか」
柏木君は何か気づいたらしい
彼に視線が集中する
埜乃「どういうこと!?」
少しきつめの木島さん……
優「このゲームは、参加者一人一人の闇を理解させる…そう、追加ルールに書いてあった…
と言うことは…」
雅「私達の闇をここにいる皆に暴露される…ってことでしょ？」
6人「!?」
そんな……
自分の闇を知られてしまうなんて…
ここにいる人達は、ただのクラスメイトなのに……
優太「良くわかった…全員の闇を知れば…ゲームが終了するってことだろ？」
葵「じゃあ……今の質問に当てはまる人は誰なんだ？」
この時、この話についていっていない人がいることに気付いた
そっと、見てみると
顔が真っ青で…
震えていた
「＿さぁ、手を挙げてください♪＿」
無機質な音ともに響く
そして＿＿＿
風「わ、私です……目の前で友達が殺されたところを見たのは………
私なの!!」
震える声に押し潰されそうになっているが叫んで伝えた
「＿ﾌﾌｯ)それでは、桃野 風さんに……本音を聞いちゃいましょう…
その内容をねﾆﾔｯ)＿」
姿が見えないのに
にやついている姿が浮かぶ……
ここから、桃野 風さんの闇を知る……
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来栖カホ - 葵くんいいですねぇ〜(´∀`)面白いです！！この小説！！！！！ (2015年8月7日 21時) (
レス) id: fcce6c1da0 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - そのﾆﾔｯ)大好きですよぉ(`・∀・´) (2014年5月3日 16時) (レス) id: b552e62066 (このIDを非表示/違反報告)
カイロ - 面白いです。頑張ってください。 (2014年3月21日 12時) (レス) id: dc1adf9b1a (このIDを非表示/違反報告)
JIN(プロフ) - 作者さん神や…夢中になって一気に読んだわww (2014年1月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 2dc6f2d477 (このIDを非表示/違反報告)
高佐悠雅＠雪が降ったぁ〜！ - すごい！すごい！感動しました！面白かったです！！ (2013年11月13日 17時) (レス) id: d2f9970c58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉凜
| 作成日時：2013年9月14日 0時
