ありがとう ページ37
扉が開いた
いや、正確には開かずの間の壁が開き
波先生が登場した
皆「波先生!!」
波「……篠木さん
いいですよ…ここまで、自分の闇と向き合った生徒達ははじめて見ました
私の“本音”をお聞かせしてあげましょう」
椅子に腰かけてゆっくりと話し始めた
皆の視線は動かないまま先生を捉えていた
波「確かに…利香が、真実を明らかにして命を経ったのは本当に悲しかったわ
でもね…大切な事が分かったの」
優「大切な事？」
波「えぇ、利香はきっと、自分と同じように苦しくて怖い思いを何時までも背負っていては駄目ってことを…
伝えたかったんだと思うの…
だから、過去に囚われている生徒を集めてそれを共有して闇から解放するという方法……
【本音ゲーム】が始まったの…」
そんな意味が…
埜乃「だ……!!…だからって、桃野と雅を消さなくたっていいだろう!?」
優「そうですよ…雅はどこにいるんですか!?」
貴「桃野さんは!?」
消えた二人は一体何処に？
？「全く…うるさいわね」
？「本当にね�・」
壁の扉から、二人が出てきた
貴「桃野さん!?雅!?」
優「雅!!」
柏木君はそのまま雅に抱きついた
埜乃「な、なんで!?」
雅「水筒を忘れて教室に戻ったときに…
空き教室で、波先生が、開かずの間から出てくるのを偶然見つけたの…
そこで、波先生に事情を言われて気絶する振りをして消えた様に見せかけたの♪」
風「私は、千尋にわざと嘘を言えって言われて協力したの♪」
ということは…
貴「誰も…消えていない…ってこと？」
波「そうよ…
花園さんと柏木君が助けた女子の仲間も消えてはいないの」
そ、そうなんだ…
ヘナヘナと床に崩れ落ちた
これは、緊張の糸が切れたから
貴「先生…これで、終わりなんですよね？」
恐る恐る聞いてみた
波「勿論…皆合格よ♪」
竜「良かった…」
埜乃「あ、あの……竜兄さん…前は酷いこと言ってごめんなさい!!」
竜「いや、俺も無神経だった…
ごめんな…埜乃
これからは、双子で協力して頑張ろうな!!」
埜乃「!!…うん＾＾」
良かった…これで、双子が復活だね
雅「咲良…返事何だけどね…」
葵「雅…もう、いいよ返事は
これからも友達としてよろしくな!!」
飛びっきりの笑顔を見せた
雅「!!よろしく
葵♪」
葵「!!///」
やっぱり、諦めきれないかな？
優「ﾑｳ)雅!!」
雅「ん？何？」
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来栖カホ - 葵くんいいですねぇ〜(´∀`)面白いです！！この小説！！！！！ (2015年8月7日 21時) (
レス) id: fcce6c1da0 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - そのﾆﾔｯ)大好きですよぉ(`・∀・´) (2014年5月3日 16時) (レス) id: b552e62066 (このIDを非表示/違反報告)
カイロ - 面白いです。頑張ってください。 (2014年3月21日 12時) (レス) id: dc1adf9b1a (このIDを非表示/違反報告)
JIN(プロフ) - 作者さん神や…夢中になって一気に読んだわww (2014年1月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 2dc6f2d477 (このIDを非表示/違反報告)
高佐悠雅＠雪が降ったぁ〜！ - すごい！すごい！感動しました！面白かったです！！ (2013年11月13日 17時) (レス) id: d2f9970c58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉凜
| 作成日時：2013年9月14日 0時
