ラストゲーム ページ35
Aside
きっと、これが最後……
二つの質問は残りの3人の闇ってことだよね…
優太を見てみると私を見ていた…
あぁ、やっぱりこのゲームは残酷だ…
「_クスクス)それでは、一人ずつどうぞ_」
優「俺は…
雅を変えてしまった」
数年前…
優side
俺は、雅の父親と雅で遊園地に行った
俺の両親は忙しくて遊びにいく時間はなかった
それを知っていた雅の父親は、本当の息子のように遊びに連れていってくれた
帰り際に
優「……」
車のなかで疲れて眠ってしまった
今回の遊園地も俺が行きたいと行ったからだ
雅「お父さん!!優ちゃん寝ちゃった」
雅父「そうか、楽しかったんだろう」
雅「うん!!雅も楽しかった♪」
この時の雅は自分の事を名前で呼んでいたんだ
そして、幸せな時間は長くは続かなかった
目の前に暴走車が突っ込んできて、雅の父親は俺達を庇うようにして、死んだ
それから、地獄のようだった
雅の母親が豹変して、雅を苛めるようになった
毎回俺が助けにいくが…
前の無邪気な笑顔を見せてくれる雅はいなかった…
=回想終了=
優「俺の“本音”は___
雅の父親に感謝と謝罪で一杯だ…
そして、雅を助けられなかった俺は…大嫌いだ!!」
「_クスッ)貴方の本音…しっかりと聞きましたよ♪
さぁ、続けてどうぞ_」
私達の番だ…
優太「俺は…数年前にバイクの事故を起こした
その、事故に巻き込まれた天才ピアニストの将来を奪ったんだ!!」
皆「!?」
埜乃「天才ピアニスト?
それって、手が動かなくて突然消えた天才でしょう!!?」
詳しいんだね…
葵「も、もしかして…その天才って…」
皆、私を見る
貴「そうだよ…
私がピアニストの道を諦めてしまった最も憎んでいる事故…
最近ね…なんで、優太は私の事を知ってるんだろう?
なんで、親しくするんだろう?
って、思ってたんだ
あるとき気付いたの…優太が見るのは私の…“指”なんだってことを」
大きく見開く優太の瞳…
その、中の感情は何なんだろうね?
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ホラーを書いてほしいという人がいるので、新作はホラーにしますね♪
ご協力感謝します!!
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来栖カホ - 葵くんいいですねぇ〜(´∀`)面白いです!!この小説!!!!! (2015年8月7日 21時) (レス) id: fcce6c1da0 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - そのニヤッ)大好きですよぉ(`・∀・´) (2014年5月3日 16時) (レス) id: b552e62066 (このIDを非表示/違反報告)
カイロ - 面白いです。頑張ってください。 (2014年3月21日 12時) (レス) id: dc1adf9b1a (このIDを非表示/違反報告)
JIN(プロフ) - 作者さん神や…夢中になって一気に読んだわww (2014年1月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 2dc6f2d477 (このIDを非表示/違反報告)
高佐悠雅@雪が降ったぁ〜! - すごい!すごい!感動しました!面白かったです!! (2013年11月13日 17時) (レス) id: d2f9970c58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2013年9月14日 0時