最初の闇 ページ11
風side
私は…大切な大切な友達がいたの…
その子の名前は、鈴
鈴とは、小学三年からの付き合いで一番心を開いていた人物…
その日も私は一緒にかくれんぼをしていた
風「鈴�・、どこー？」
私が鬼だったのだが、あまりにも隠れるのが上手い鈴にお手上げだった
風「鈴�・、降参だよ�・」
すると、木の上から鈴が降りてきた
鈴「ｸｽｯ)風♪よわーい」
風「隠れるの上手すぎるんだよ」
そんな毎日が過ぎて、中学二年…
悲劇が襲ったんだ
いつも通り鈴がむかえにきてくれて二人で学校に行くとき…
風「あっ!!もうすぐ、赤だ…ここの信号長いんだよね…
鈴!!走るよ」
鈴の腕を掴んで走った
鈴「ちょ、危ないよ!!風……!?危ない!?」
風「えっ？ﾄﾞﾝｯ)」
私は状況が良く飲み込めずただただ弾きとんだ鈴を見ていた
私は、鈴に押されて、軽傷ですんだけど…
鈴は＿＿＿＿＿
「即死…ですね」
医者にそう言われた
私はずっと責めている
なんで、走ろうだなんて言ってしまったのか
私が死ねば良かったのに……と………
私が話終わると皆は真っ直ぐな瞳で私を見据えてた…
風「これで……これで…いいんでしょう!?」
こんな過去知られたくはなかった
雅がいるのに…
雅とは、学園に入学したときに最初の友達…
雅が鈴と重なるんだ…
雅「風……責めてたら壊れるよ」
ポツリと呟いた
風「でも、私がいなければ!!鈴は!!」
雅「違う!!
もし、鈴さんの立場と風の立場が逆なら分かるでしょう？
貴方を助けたくて助けたのに……そんな辛そうな顔は止めてってね…
きっと、思うよ…鈴さんの分も風が生きればいいでしょう!?」
正直、驚いた
雅がこんなに発言するなんて…
貴「そうですよ!!こうして、出会えたのも鈴さんのおかげですよ!?」
雅もAも…
優しいな……
「＿はーい♪本日のゲームはここで終了です♪
ゲームの結果は………＿」
でもね……
私はね………
「＿残念ですね……
あれほど“嘘”をついては駄目だと…忠告しましたのにﾆﾔｯ)＿」
皆「!?桃野!?/風!?」
やっぱり、自分を攻め続けるんだ…
風「ごめんね……」
「＿【罰】の時間ですよ♪＿」
何処からともなく強い風が私を襲った…
後ろにあったロッカーが私めがけて倒れてきた
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ…ｸﾞｼｬ
鈍い音と共に意識が遠のく…
遠くで私を呼ぶ声が聞こえた
風「バイバイ……雅………A……皆」
大好きだったよ……雅…
ラッキーアルファベット
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来栖カホ - 葵くんいいですねぇ〜(´∀`)面白いです！！この小説！！！！！ (2015年8月7日 21時) (
レス) id: fcce6c1da0 (このIDを非表示/違反報告)
閃光の舞姫 - そのﾆﾔｯ)大好きですよぉ(`・∀・´) (2014年5月3日 16時) (レス) id: b552e62066 (このIDを非表示/違反報告)
カイロ - 面白いです。頑張ってください。 (2014年3月21日 12時) (レス) id: dc1adf9b1a (このIDを非表示/違反報告)
JIN(プロフ) - 作者さん神や…夢中になって一気に読んだわww (2014年1月3日 23時) (携帯から) (レス) id: 2dc6f2d477 (このIDを非表示/違反報告)
高佐悠雅＠雪が降ったぁ〜！ - すごい！すごい！感動しました！面白かったです！！ (2013年11月13日 17時) (レス) id: d2f9970c58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉凜
| 作成日時：2013年9月14日 0時
