【ONE PIECE】もしも彼が主人公だったなら【ロー】 (ページ5)

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-悪魔の実- ページ5

アルビダ「お前、悪魔の実を食べたんだね？」

ロー「あぁ。オペオペの実を食った。」

悪魔の実。
噂でなら聞いたことがある。

その実を食すと、海で泳げない身体、いわゆる"カナヅチ"になる代わりに魔法のような力が手に入るという。

アルビダ「ホントにそんなもんが実在してたんだねぇ。随分腕もたつようだが、賞金稼ぎかい？」

ロー「俺達は海賊だ。ハートの海賊団ってのを聞いたことはないか？」

アルビダ「…！」

ロー「聞いたことあるようだなァ」

ニヤリと口角を上げ笑う、その男。
私もアルビダの船に乗っている時に聞いたことがあった。

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ある日の船内。

アルビダ「ハートの海賊団の死の外科医トラファルガー・ローが東の海(ｲｰｽﾄﾌﾞﾙｰ)に来てるだって？」

海賊「やばいっすよ、船長！そいつ、悪魔の実の能力者って噂です！」

アルビダ「悪魔の実？そんなもんが本当に存在すると思ってんのかい？」

海賊「でも！その男に襲われた船からはバラバラになった船員(クルー)が見つかるって…」

アルビダ「それが悪魔の実とどう関係あるんだい？ただ残虐な男ってだけじゃないか」

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『ひぃっ…！』

この男は"死の外科医"の呼ばれるトラファルガー・ロー…！
人をバラバラにして去っていくという。
ヤバいやつと同盟を結んでしまったみたいだ。

アルビダ「お前ら！ぐずぐずしてないで、その男を殺せ！一斉にかかりゃ、怖くもないだろう！」

アルビダ含め、部下達がいっせいに向かってくる。
一人でこんな大人数をバラバラにするなんて、さすがに無謀ではないか？

しかし、ローはより一層口角を上げ、そして大きく刀をふるった。