Logic10 ページ10
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「お待たせしましたー。」
テーブルに運ばれたアイスティーとアイスモカ。
外は灼熱すぎるからクーラーの効いたお店へ逃げ込んだ。
大学が一緒で仲がいいミユちゃんがストローでかき混ぜる。
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ミユ「夏だってのに彼氏がいないなんてやってらんないよね〜。」
はぁ、とため息ひとつ。
ミユちゃんはつまらなさそうにガムシロップを手に取る。
A「え?ミユちゃん彼氏いたじゃん。」
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ミユ「え?言わなかったっけ?別れたって。」
A「え、あ、そうだったっけ。」
高校から付き合ってた彼氏がいると聞いていたけどいつの間に別れたんだ。
まあいろいろあるのかもしれないけど。
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如何せん誰とも付き合ったことがない私には無縁な話すぎて分かりえない。
ミユ「やっぱ今年はバイトに励むかぁ。」
ミルクが投入されたアイスティーが色を変える。
ミユ「掛け持ちしようかなー...あ、Aもやる?」
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確かバイトしてないでしょ?
と、ミユちゃんが閃いたように笑った。
あぁ、そういえば言ってなかったな。
A「私バイト始めたんだ。」
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ミユちゃんはそうなの!?と驚いた顔をする。
ミユ「どこで?飲食?」
A「いや、家庭教師。」
ミユ「...カテキョ?」
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ミユ「まあAには向いてるかもね。」
ふーん、と納得したミユちゃんがストローを咥えた。
ミユ「家庭教師なんて時給とかいいんじゃない?」
A「うん...幼馴染の男の子に教えてるんだけどね。」
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ミユ「え、幼馴染いたの?!しかも男?!」
A「うん。」
ミユちゃんの異常な食いつきっぷりに圧倒された。
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ゆき(プロフ) - あすみs、アドバイスありがとうございます!とっても参考になりました!これからもあすみさんの作品を読んでみたいなって思います!ほんっとにありがとうございました! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 5d9e2a3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - やまちさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます! そうなんですね、、年の差って割とネックですよね、、、またどこかでこのふたりを書けたらいいなって思います。 (2018年9月5日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
やまち(プロフ) - 完結お疲れ様でした!実際私も年齢差の恋に悩んだ時期があったので読んでてどこか懐かしさを感じました。気が向いたらでいいので続編書いて頂けたら嬉しいです。 (2018年9月5日 2時) (レス) id: 59c6021a01 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!! 書き手さんなんですね! 私も全然上手く書けないんですけど、気をつけてることは会話文ばかりにならないようにしたり、情景描写をなるべく入れるようにしたり、基本的な事としては誤字脱字を気をつけてます。 頑張ってくださいね! (2018年9月4日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初めまして!あすみsの小説を読むのは、これが初めてです!とっても面白いです!!私も小説を書いているんですけど、なかなか上手く書けなくて・・・上手く書くコツとかがあれば教えて欲しいです! (2018年8月10日 14時) (レス) id: 5d9e2a3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://twitter.com/?lang=ja
作成日時:2018年6月4日 20時