Logic38 ページ38
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そんなストレートに好きな人とか言われたら、こっちが恥ずかしい。
それになんてことない顔して言う涼介くんがちょっとすごい。
どんな顔をしたらいいのかわからない。
外は暗いのに表情はハッキリ見えてしまうからいやだ。
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涼介「Aさあ、それってヤキモチ妬いたってこと?」
A「...。」
ボンッと爆発でもしたかのように顔が熱くなった。
...え?そうなの?...そうだったの?
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私、自分が知らない間に妬いてたの?
A「...っやだ。」
涼介「えーなに?やだって傷つく。」
A「ちょっと待って。こっち見ないでっ...」
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勝手に変な想像して妬いたりして。
A「大人気ない私...」
涼介「A大人気あるとこなんてないじゃん。」
バッサリと言い放つ涼介くんがもはや清々しい。
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いや、確かにそうかもしれないけど。
涼介「ねえなにをそんなに難しく考える必要があるの?」
A「え?」
涼介「Aは好きじゃないの?」
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グッ、と引き寄せられた腕に言葉が詰まる。
A「えっ...」
逆にここまで来たらそれ以外の答えなんてないんじゃないの?
っていうか涼介くんならそれくらいわかるはずじゃない。
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気持ちが知られた今でも"好き"の2文字を言うハードルは高すぎる。
何せ私は恋愛経験がゼロに等しいんだから、急にそれはハードすぎない?
A「い、言わなくてもわかってるでしょ。」
涼介「...えーわかんないなぁ。教えてよA。」
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あまい甘い恋とかに。
この夏には出会えたのでしょうか。
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涼介「俺が好きでしょ?」
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ゆき(プロフ) - あすみs、アドバイスありがとうございます!とっても参考になりました!これからもあすみさんの作品を読んでみたいなって思います!ほんっとにありがとうございました! (2018年9月5日 18時) (レス) id: 5d9e2a3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - やまちさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます! そうなんですね、、年の差って割とネックですよね、、、またどこかでこのふたりを書けたらいいなって思います。 (2018年9月5日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
やまち(プロフ) - 完結お疲れ様でした!実際私も年齢差の恋に悩んだ時期があったので読んでてどこか懐かしさを感じました。気が向いたらでいいので続編書いて頂けたら嬉しいです。 (2018年9月5日 2時) (レス) id: 59c6021a01 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!! 書き手さんなんですね! 私も全然上手く書けないんですけど、気をつけてることは会話文ばかりにならないようにしたり、情景描写をなるべく入れるようにしたり、基本的な事としては誤字脱字を気をつけてます。 頑張ってくださいね! (2018年9月4日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初めまして!あすみsの小説を読むのは、これが初めてです!とっても面白いです!!私も小説を書いているんですけど、なかなか上手く書けなくて・・・上手く書くコツとかがあれば教えて欲しいです! (2018年8月10日 14時) (レス) id: 5d9e2a3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://twitter.com/?lang=ja
作成日時:2018年6月4日 20時