Logic17 ページ17
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活字を読むことがあんまり好きじゃないことは自分も認める。
なんなら文字を読むことがそんなに好きではないから、漫画も特に好きじゃない。
でもこれは課題のためだし読まなきゃいけないし...
表紙を捲ってから何ページ進んだだろう、と確認するのも何回目だ。
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本と言えば。
そういえば涼介くんは昨日あんな感じだったけど、今日も不機嫌なのかな。
もし不機嫌だったら私はどうやって接すればいいんだろう。
っていうか、これって私が悪いことしたの？
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さっぱりわかんない。
パタン、としおりを挟んだ本を閉じたら時計の針がカチ、と動いた。
A「...あ、時間。」
涼介くんの家に行く時間がとっくに過ぎている。
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やばい、ただでさえ怒らせてるのに余計に怒られちゃう。
急いで部屋から飛び出して、インターホンを押した。
数秒待っても出ないから、家の中には涼介くんひとりだろう。
二階を見れば涼介くんの部屋はカーテンがふわふわと靡いている。
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A「お邪魔します...」
玄関のドアを開けて静かな廊下を渡った奥。
階段を上って見えたドアの前で一回息を吐いた。
コンコン、とノックをする音が響く。
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ここでも返事なしか。
ガチャリ、と捻ったドアノブ。
いつものごとくベッドが定位置な涼介くんはそこでゲームをしていた。
...いるならせめて返事くらいしてくれてもいいのに。
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なんて、遅れた身で言えないけど。
A「...ごめんね。遅くなって。」
涼介「うん。遅かったね。」
いや、まぁ、10分遅れちゃったけどそこまで言わなくても。
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A「...じゃあ今日は、」
涼介「いいよ、やんなくて。」
A「え？」
ついにクビにされた？と思ったのも束の間、顔だけこちらに向けた涼介くんが顎で指した。
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涼介「それ。もう終わったから。」
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ゆき(プロフ) - あすみｓ、アドバイスありがとうございます！とっても参考になりました！これからもあすみさんの作品を読んでみたいなって思います！ほんっとにありがとうございました！ (2018年9月5日 18時) (
レス) id: 5d9e2a3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - やまちさん» 最後まで読んでくださりありがとうございます！ そうなんですね、、年の差って割とネックですよね、、、またどこかでこのふたりを書けたらいいなって思います。 (2018年9月5日 9時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
やまち(プロフ) - 完結お疲れ様でした！実際私も年齢差の恋に悩んだ時期があったので読んでてどこか懐かしさを感じました。気が向いたらでいいので続編書いて頂けたら嬉しいです。 (2018年9月5日 2時) (レス) id: 59c6021a01 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！！ 書き手さんなんですね！ 私も全然上手く書けないんですけど、気をつけてることは会話文ばかりにならないようにしたり、情景描写をなるべく入れるようにしたり、基本的な事としては誤字脱字を気をつけてます。 頑張ってくださいね！ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初めまして！あすみｓの小説を読むのは、これが初めてです！とっても面白いです！！私も小説を書いているんですけど、なかなか上手く書けなくて・・・上手く書くコツとかがあれば教えて欲しいです！ (2018年8月10日 14時) (レス) id: 5d9e2a3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作者ホームページ：https://twitter.com/?lang=ja
作成日時：2018年6月4日 20時
