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「みんな…本当にありがとう。申し訳ないと思う事ももちろん沢山あるんだけど、まずは死にそうだったあの子を救いたかったってことを理解して欲しくて、これからどうするかはもう少し待ってほしい。」
そう言うとみんなは真剣な顔になって聞いてくれるから続けて話した。
「それから、あの子には名前があった。野良猫じゃない。飼い猫だったんだ。」
「「「え…」」」
「首輪、してたんだよ。」
VN「OMG…本当に猫だったの?」
「あ、ごめん違う、人間だけど…」
MH「えっと…人間なのに首輪?」
JN「なにそれ何のプレイ?!」
SC「ジュナうるさいっ!」
「多分…家族につけられてるんだと思う。パパパパってパパの話がよく出て来るんだ」
WN「親がそんな事するの…?」
HS「どんだけ過保護なんだよ」
「それに綺麗に名前が書いてあった。」
WZ「なんて?」
「A。って」
SC「A…人間みたいな名前だな」
「いやだから猫じゃないってば」
なんでこいつら冗談挟んで来るんだ?
僕がこう言う時の冗談を苦手なの知ってるくせに
「はぁ、とにかく。ダンボールに捨てられてたかと思ってたけどまだ家族が迎えに来るつもりだったかもしれないって事。『悪い子 反省中』って現在進行形だったし。」
WN「もしそうなら」
「……誘拐。ってことになるね」
そう言うとリビングは一気に静かになった。
だけどこれが本当だ。
どれだけ酷いことをされている人を助けたといっても
人間なら簡単に法律や人権なんかが出て来るんだから。
「ごめん、ちょっとシュア達の様子見て来る」
なんだか耐えきれなくなって僕はリビングを出る
シュアたちはお風呂から上がったみたいで脱衣所からシュアの声がした。
手伝うといったけど
まだ服を着てないと言われたらそうはいかないし、
終わったら呼んで。と言ってすぐにあの静かなリビングに戻ることになった。
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honey(プロフ) - モノクロさん» モノクロさん!コメント嬉しすぎてありがとうございます!!!!どうしても私が書くとジスハン濃くなってしまいますがみんな出せていけるように頑張りますww女の子ちゃん頑張って欲しいですね! ここからどんどん甘々になっていきますよー!お楽しみに!! (2019年6月22日 12時) (レス) id: 4ce9f94577 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - はじめまして。このお話凄くタイプです!ジスハン大好きなのでもう完璧すぎです!更新頑張ってください。女の子ちゃんも頑張れ〜!! (2019年6月22日 10時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - catablackさん» コメントありがとうございます!!嬉しすぎて捗ります!!頑張って描くので待ってたください!!ありがとうございます!!! (2019年5月8日 2時) (レス) id: 0e2b792297 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - むたさんさん» むたさん!!はじめましてコメントありがとうございます!!別作品も書いてますので更新がバラバラになると思いますが頑張りますので是非楽しみにしていてください!!嬉しいです!!!! (2019年5月8日 2時) (レス) id: 0e2b792297 (このIDを非表示/違反報告)
catablack - だんだんと内容が深くなっていく感じがいいです!!!!更新楽しみにしてますね!応援しています!! (2019年5月7日 1時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:honey | 作成日時:2019年4月30日 2時