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途切れそうな意識の中
微かにきこえていた。
？「起きたら、包帯を変えようね」
優しい声を知らない私でも、
優しい声だとわかるほどに
苦しいほど優しく、美しい声だった。
私のことを
大切にしてくれる人なんて、この世界にいないと思っていたけれど
この人みたいな優しい声の人に
私も愛されてみたかったな、
私...生きていたい。
どんなに苦しくても、死にたいなんて思ったことはなくて
愛されるために、なんでもして
怒られないために幾度も頑張った
ただその愛が、本物ではないと知っていても
私は繋ぎ止めておきたくて
捨てられないように頑張って、すがりついた。
この世界はいつも
お金を持っている人が強い。
権力でお金は買えないけど
権力はお金で買えるんだ。
だから、お金を持っていない人は
いうことを聞いて頑張って、認められるしか方法がないんだ。
嫌われないように、ただ
頑張って、頷いて
自分を守って生きていかなければいけない。
「...」
夢の中に入って私は、
傷だらけで泣いてるワタシに話しかけた
『ああ誰が、こんなに酷いことをしたの』
『お前だ』
ワタシは私を睨んで、軽蔑したようにそう言った。
『私は、ワタシを助けたくて...』
『お前は一生...』
『ここから出られない』
怒ったワタシの顔が
突然パパに変わって
驚いて目が覚めた。
息が、止まるかと思った。
そして驚くと人は逃げようとするらしい。
私は気づいたら起き上がっていて
見えなかったはずの視界は広がって
逃げたはずのふわふわの上に私はいた。
一体ここはどこなのだろう。
見たことのない部屋だ。
それだけでも驚いたけれど
1番驚いたのは
？「…っ」
開いた扉の先に立っている
白髪の男の人の存在だ。
体が痛いのに起き上がってしまって
鈍い痛みに襲われるけれど
そんなこと考えられないくらい、この男の人に驚いてしまった。
パパたちとはきっと違う。
それはわかったけれど、体は震えた。
怖い。ここはどこで
あなたは誰なのか
だけど本当は分かる気がしていた。
この、優しい声を私は聞いたことがある。
「よか…った……生きてた」
綺麗な顔でそう言って崩れ落ちる男の人に
私は目が離せなかった。
それは怖いからか、
はたまた彼が、
涙を流しているからなのか。
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honey(プロフ) - モノクロさん» モノクロさん！コメント嬉しすぎてありがとうございます！！！！どうしても私が書くとジスハン濃くなってしまいますがみんな出せていけるように頑張りますww女の子ちゃん頑張って欲しいですね！ ここからどんどん甘々になっていきますよー！お楽しみに！！ (2019年6月22日 12時) (
レス) id: 4ce9f94577 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - はじめまして。このお話凄くタイプです！ジスハン大好きなのでもう完璧すぎです！更新頑張ってください。女の子ちゃんも頑張れ〜!! (2019年6月22日 10時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - catablackさん» コメントありがとうございます！！嬉しすぎて捗ります！！頑張って描くので待ってたください！！ありがとうございます！！！ (2019年5月8日 2時) (レス) id: 0e2b792297 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - むたさんさん» むたさん！！はじめましてコメントありがとうございます！！別作品も書いてますので更新がバラバラになると思いますが頑張りますので是非楽しみにしていてください！！嬉しいです！！！！ (2019年5月8日 2時) (レス) id: 0e2b792297 (このIDを非表示/違反報告)
catablack - だんだんと内容が深くなっていく感じがいいです！！！！更新楽しみにしてますね！応援しています！！ (2019年5月7日 1時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：honey | 作成日時：2019年4月30日 2時
