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あのコが心配で、近くにいた僕は少しだけ眠ってしまっていたようだ。
目を覚ましてすぐに、生きているか確認した。
そのあとドギョミとシュアが部屋にいることに気づいて驚いたんだ。
2人は、悲しそうな顔をしていて
だけど、僕のこともメンバーのことも…このコのことも。考えてくれていた。
だからちゃんと説明して
みんなにわかってもらおうと、僕はリビングへ向かった。
「みんな」
メンバー「…」
リビングにはまだみんないて
多分、僕のこと話してたんだと思う
「さっきは一方的なことばっかで自分勝手だった。ごめん。ちゃんと聞いてほしいんだけどいいかな」
みんなは困った顔をしていた
メンバーをこんなに困惑させて、僕は何がしたいんだろう。
大好きなメンバーたちにこんな顔されてすごく苦しいけど
ちゃんと伝えなくちゃ
僕は一度深呼吸をした。
「まずあのコは、あの人は…本当に知り合いとかじゃない。
今日コンビニの帰りにたまたま見つけて、連れて帰ったんだ。」
メンバー「…」
「シュア、ドギョマにもまだ言ってなかったんだけど」
そう言って僕は後ろにいるシュアとドギョミに目を合わす
2人は不思議そうな顔をして聞いてくれた。
「最初は猫か何かだと思って近づいたんだ。もちろん飼えないことはわかってたんだけど、動物の番組も見たあとだったから興味あって。
そしたら猫よりは大きい何かがいた、それがあの人。
怖くて一回宿舎に帰ってしまったけど、やっぱり気になって戻ったらやっぱり人間で
その人は息もしているか分からなかった。死んでると思ったんだ
ホームレスとか、家出した人とか、おじさんかな。とも思ったけど僕は見たんだよ。」
そう。
たしかに、見たんだ。
汚いダンボールに、はっきりと
『悪い子 反省中』
そう書いてあったのを。
DK「へ…」
JS「…っ」
SC「それって…」
「明らかにおかしかった。奇妙だった。誰かが書いたんだと思う」
WN「……虐待?」
メンバー達はざわつき始める
「分からない。まずあの人が何歳なのかも知らなくて」
JS「顔も見えないしね」
HS「ヒョン…僕でもそれは見捨てられませんでした。疑っちゃってごめんなさい。ちゃんと話してくれてありがとう」
「スニョナ…」
ホシの発言で次々と謝ってくれるメンバー達
シュア、ドギョミ、ちゃんと話せって言ってくれてありがとう。
「僕もごめん。分かってくれてありがとう。みんな」
僕は本当に優しいメンバー達に出会えてよかった。
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honey(プロフ) - モノクロさん» モノクロさん!コメント嬉しすぎてありがとうございます!!!!どうしても私が書くとジスハン濃くなってしまいますがみんな出せていけるように頑張りますww女の子ちゃん頑張って欲しいですね! ここからどんどん甘々になっていきますよー!お楽しみに!! (2019年6月22日 12時) (レス) id: 4ce9f94577 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - はじめまして。このお話凄くタイプです!ジスハン大好きなのでもう完璧すぎです!更新頑張ってください。女の子ちゃんも頑張れ〜!! (2019年6月22日 10時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - catablackさん» コメントありがとうございます!!嬉しすぎて捗ります!!頑張って描くので待ってたください!!ありがとうございます!!! (2019年5月8日 2時) (レス) id: 0e2b792297 (このIDを非表示/違反報告)
honey(プロフ) - むたさんさん» むたさん!!はじめましてコメントありがとうございます!!別作品も書いてますので更新がバラバラになると思いますが頑張りますので是非楽しみにしていてください!!嬉しいです!!!! (2019年5月8日 2時) (レス) id: 0e2b792297 (このIDを非表示/違反報告)
catablack - だんだんと内容が深くなっていく感じがいいです!!!!更新楽しみにしてますね!応援しています!! (2019年5月7日 1時) (レス) id: 5c0644c360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:honey | 作成日時:2019年4月30日 2時