一緒に・・ ページ8
「あのさ・・いのちゃん」
「ん?」
「さっきごめんな」
「もうそんな何回も謝んなくていいよ、僕の言い方もデリカシーなかったし・・ごめんね」
「・・あのさ・・」
「ん?」
「明日植木屋さん来てくれてさ、切る日決まったらさ・・もしも・・もしもその日・・いのちゃんが塾とかなくて・・ひ・・暇だったら・・・や、暇なんてないんだろうけど・・時間あったら・・・あの・・俺と一緒に・・」
「え?」
「やっ、勿論忙しいのわかってるし、そんなのほんといのちゃん忙しいと思うし、見て何するってわけじゃねーんだけど・・」
そうだよ、いのちゃん忙しいのに何で俺そんなこと言いだしたんだろ、いのちゃん困っちゃうよね・・
「うん、もちろん一緒にいるよ」
「え・・いいの?」
「うん・・・僕にとっても大切な木だもん・・最後はちゃんと見送ってやりたいからさ・・それに大ちゃんが泣いちゃうから慰めてあげないとね〜」
いのちゃん冗談っぽく言うけど・・俺・・マジで泣いたらどうしよう・・
「なっ・・も・・・な・・泣くわけねーしなっ!いのちゃんこそ涙もろいんだからバスタオルもって来たほうがいいからなっ」
「あはははははっバスタオルはデカすぎじゃね?」
それからしばらくマンガの話とかゲームの話とかして、下からかーちゃんがご飯よーって呼んだから
「・・・じゃ・・あの・・・決まったら明日ライン入れとく・・じゃあ」
向こうの窓にいるいのちゃんに向かってバイバイって手を振ったら、いのちゃんもにっこり笑ってバイバイした
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ・・明日って決まったんだからいのちゃんにラインしなきゃ・・えっと・・明日13時から切ります、下では見れないから俺の部屋からみます・・と・・これでいいか」
〰♪〜
いのちゃんからすぐ返事が来る
「じゃあお昼一緒に食べよう♪」って返事きた
いのちゃん多分超忙しいのにな・・・なんか悪かったな・・・・俺一人で見たらよかったのに・・でも・・・いのちゃんと一緒に見たかったんだ・・理由なんてないけどさ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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honeybee(プロフ) - 華月ちゃん なんかもう手が届かない(元々届かないけど)すごい存在になったなぁと感動ですよね。 (2019年9月13日 21時) (
レス) id: 0e16804fe5 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - はにちゃん、連載スタートおめでとう^^楽しみにしてるね♪いや、マジあらしさんにはびっくりしております…ほんともうすんごい遠い存在になっちゃったなぁ…(感涙)いやいや、これからの有岡くん楽しみにしているわvV (2019年9月13日 18時) (レス) id: a0ab68cfff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：honeybee
| 作成日時：2019年9月13日 17時
