いのありのベイビーチョコラータ

忘れてるよね ページ29

出るって・・・出るって言い方が何とも言えずかわいくて、ビクンビクンしている大ちゃんの乳首を勝手にくりくりと触りながら僕ももうそこまで来てる・・ああっ・・も・・ん・・・ああ・・いくっ・・・あああああっ



いつの間にかDVDも終わって・・イヤフォンを外しても静寂に包まれていて、大ちゃんが汗で前髪べったりしたままくーくー寝ていた



「あ・・やっぱ酔っぱらってたんだ(笑)ははっ・・・」


手についた大ちゃんのと自分のをティッシュで拭いて、タオルで大ちゃんの体ふいたげて、パジャマきちんと着せてからお布団をかぶせてやる



「明日になったら忘れてるよね」



誰に言うわけでも無くつぶやいて、あふ・・とあくびして・・僕もまた布団に入って寝るよ





・・・・・・・・・・・・・・・・・・





「ごはんよーっ」



階段の下からおばさんが叫ぶ声で目覚めた僕は横にいる大ちゃんをゆさゆさと揺らす


「ん・・・・」


「大ちゃん、ご飯だって・・ほら・・起きて・・」


「やだ・・」



「やだじゃなくて(笑)・・ほら・・」


「いらない・・・」


「なに?・・」


「ご飯いらない・・も・・・寝る・・・頭痛い・・・」



「頭痛いって・・え?もしかして二日酔いとか?お水いる?」


「ん・・・喉乾いた・・・」


ちょろっとお布団から出してる大ちゃんの顔はすごく浮腫んでるよ(笑)


頭に響くの可哀想だから静かに階段下りていくとおばさんが忙しそうに動いていて


「あ・・・おはようございます・・あの、だいちゃんなんか・・ご飯いらないみたいで・・」って声かけたら


「もうっあのこったらほんとにもう毎朝こうなんだからまったくっ・・あんたからも言ってやってよっ」


「・・・・・朝から声がでかいよ・・あ〜・・・あたまいてぇ」



隣の部屋の布団の中から顔だけ出したおじさんが大ちゃんそっくりのトーンで言い返す


おじさんも二日酔いだよ(笑)




「あの・・大ちゃんがお水欲しいって言ってるから持っていきますね」




僕がそういうと花瓶かって位でっかいコップに氷とイオン飲料水なみなみ入れて


「伊野尾君ごめんねそれ持ってってやってくれる?あのバカこれ飲んだらやっぱご飯とか言うから」って渡してくれた



(おばさん・・・・なみなみすぎだって)


階段でこぼさないようにまたそろそろと上がって、ドアそっと開けると大ちゃんはくーくー寝息立ててた

どうだった?→←※出ちゃうよ・・

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