愛ロボット・Daiki〜6日目〜

※いっぱいしてください ページ46

「ご・・・ご主人様ぁ・・・」

またボロボロ泣き出しちゃって服もべたべたになってる


「さ、早く帰ろ?そんなに濡れてたら風邪ひいちゃうよ」


「は・・・はいっ・・も・・・脱いじゃいます」


「え?さ・・寒くない?」


「で、僕はここに入ります」


すっぽんぽんになったちびは僕の服の中に飛び込んでくる


「ご主人様のお体温かいですぅ」


裸で僕のお腹にぴったりくっついてすりすりしてくるからくすぐったくて


「あはっも・・く・・くすぐったい・・くすぐったいよ」


「ん・・・ご主人様大好きですぅ〜ちゅ・・ちゅっ・・・」



「もっくすぐったいってばっ・・さっ早く帰るよ、最後の夜でしょ?」



渋滞もなくスムーズに帰宅することが出来た僕らはなんとなく無言で部屋に入る



ちびはリュックに入れずに服の中で抱っこしたまま


「ご主人様ぁ」


「ん?」


「大好きでございます」


「ん、僕もだよ」


「今夜で最後ですね」


「・・・そだね」


あ・・・やばい・・・鼻の奥がツンってなってきた・・・声震えてくる


「ごほん・・え・・と・・んん・・あの・・ん・・こほんっ」


「え?御主人様お風邪ですか?大変っ」


照れ隠しの僕の咳を風邪と勘違いしたちびが慌てて上まで上がってきてキスをする


「ん・・・・ふ・・・・ん・・ちゅ・・・」


「あぁ・・大丈夫でございます、ウィルスはございませんでした・・映画館の空気が良くなかったかもですね・・運転も長時間でしたし・・・でも問題なくてよかったです」


僕が無事でニコニコしているちびを見ていたら、なんだかたまんない気持ちになるよ。


「ちゅ・・・」


ちびの不意を突いてほっぺにキスすると、一瞬体をこわばらせて僕をガン見してる


「なに?キスいや？」


とろんとした目で僕がちびの唇をそっとなぞりながらまた唇を近づけると、その小さな手のひらで僕のほっぺを掴んで、今度は自分から唇を開いてキスをしてきた

「ご・・・しゅじん・・さ・・まぁ・・ん・・ちゅ・・」


「ん?・・・・なに?・・」



「いっぱい愛してください・・・・ボクがご主人様を忘れないように・・いっぱい・・・」



「ん・・・いっぱいしてあげる・・・・もうおかわりいりませんっていうくらい・・もう壊れちゃいますぅ許してくださいませぇって泣いちゃうくらい・・・ちゅ・・・ん・・・」

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