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148. 甘い匂い ページ48
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Aちゃんにすっかり体を預けられていて身動きが取れなかったのもあるけれど、
それよりも、その、心地よい重みや、久しぶりに感じるやわらかいぬくもりをもう少し感じていたくて、
そのままAちゃんの背中に回した手をつないで抱きしめていたら、
コンサートの心地よい疲労感や、
メシを食いながら飲んだ酒のせいもあるんだろうけど、
すぐ近くで香っている、ハーブティとAちゃんからの甘い匂いに誘われたのか、
いつのまにか、俺も眠りに落ちていった。
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149. ロックオン→←147. 無防備すぎる [Side S]
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作者名：ゆん*
| 作成日時：2013年11月10日 19時
