Smile flower (ページ31)

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31 ある日の楽屋で…… ページ31

jk「…………………………………」

中にいるAを見るなり大きな目をさらに大きくし言葉を失う

「あっ！ジョングクさん！お疲れ様です」

「ミンギュオッパですか？今呼びますね」

そう言ってミンギュを奥に呼びに行くAを目で追うジョングク

sg「これは……………やばいね」

vn「確かにやばいね……恋に落ちた音がしたね………」

mg「あっ！ジョングク！勝手に入ってくるなって言ってるだろ！！」

　「だめだめ！今すぐ出て！俺がそっちの楽屋に行くから！」

　「ヒョン！！今すぐAを隠して！」

ジョングクを見るなりキャンキャン吠えるミンギュ

jk「もう遅いよ…………見ちゃったもん……」

　「僕の女神……………」

ポーっと熱に浮かされたような顔でAを見るジョングクに

あー……………面倒くさいことになる………
と頭を抱えるミンギュ

項垂れているミンギュを横目に

jk「Aさん、良ければ楽屋に来ませんか？美味しいケータリングがあるんです」

そう言ってAの手を取るジョングク

「あのっ、いえっ……………その…………」

パニックのAにそっと助け舟を出すジョシュア

js「ごめんなさい。Aはもう衣装に着替えてしまっているから外に出れないんだ。」

汚れてしまうと大変でしょ？
ほら、真っ白だから………

と笑顔でやんわりジョングクに取られていた手を解くジョシュア

jk「本当ですね。すみません気づかずに……」

　「あっ！ワインはお好きですか？ワインの美味しいお店を見つけたんです……良ければこん…」

mg「はいーストップーーー！！」

ジョシュアの方を全く見ず、最早メンバーさえもいないことにしAに話しかけるジョングクに痺れを切らしたミンギュが止めに入る

もーㅠㅠほんとお前きらいっ！ほらっ！行くよ！
ヒョン達ブチ切れる5秒前だから！！！

と言ってジョングクを引きずって楽屋を出た

あっ！ちょっ………！やめろっ！ミンギュ！離せよっ！Aさぁーーーーんっ！！

とジョングクの叫びが遠くの方で響いていた

まさかBTSのジョングクまで虜にするなんて、さすがうちのお姫様だな。と笑うエスクプス

その隣でジョシュアから、
いい？もし今後誘われたら必ずメンバーに報告するんだよ？1人で着いていっちゃダメだからね？わかった？
と必死に言い聞かせられているAがいた。