トリップ47日目：囚ワレノ異邦人 ページ3
〜Aside〜
辺りを見渡せば闇。闇。ひたすらの暗闇
A「………
どこじゃ此処ｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ！！！」
よく分からない空間で大声で叫ぶ私
事の発端は、遡ること(多分)昨夜……
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
流石に敦君と私の同棲はまずいだろうと、私は与謝野先生に新寮を貸してもらうことにした
新寮のため、敦君の古寮よりも家賃は高いけど、古寮より少し広くて綺麗な造りだった
A「ああ…疲れた」
私は寮に引いた蒲団の上に倒れ込んだ
今日は乱歩さんに振り回されたり、殺人現場に行ったり、疲れたなぁ
もう寝よう、と思っていたのだけど、prrrrと携帯から着信がかかり、それは後回しになった
A「誰だよう……」
眉間に皺を寄せ、目を細目ながら携帯を開く。来たのはメール。差出人は……
A「今更何なのさ………」
いつぞやの天使。ラファエルからだった
内容はこう
《やぁA。元気に第2の人生楽しんでるかい？慣れないようだけど、二種類も異能を使って、良い感じじゃないか
早速だけど、君がこの世界について色々知りたいことがあるみたいだから、今からそっちに行こうと思う
ラファエル》
なんだそれ……
確かにこの世界について疑問は色々あるけど、何も今じゃなくても良い。明日の朝にでも叩き起こしてくれれば、ラファエルを殴るために起き上がるから←
A「今はいいよ……」
そう呟いた後、私はくるまるように、毛布を頭までかぶり、目を閉じた
ラファエル「はいはい起きてー。あっさですよー！」
……目を閉じた
ラファエル「一寸〜！寝ないでよ！久しぶりの生身の登場だってのにさぁ！」←
……目を閉じ(れなかっ)た
このまま寝たふりをしても、どうせコイツは私を叩き起こすだろうから、私は渋々起きて、ラファエルと向き合った
A「別にメールでも良かったのに。何なのさ」
ラファエルは″おはよ″と笑顔で言った後、一冊の本を取り出した
A「文豪……ストレイドッグス…？」
私は本の表紙に書かれたタイトルをなぞるように声に出した
ラファエル「この世界はね、この本の中の世界なんだ。前にも君に説明した通り、君は二次元トリップをした。
この″文豪ストレイドッグス″という漫画の世界にね」
簡潔な伝え方で、まぁ理解は出来た。だけど、一つ疑問がある
A「…あんたその漫画、どこから持ってきたのさ」
誰かに見られでもしたら一大事じゃないか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
果汁ジノ％(プロフ) - にわなずなさん» 本当ですね…ありがとうございます！すぐ直します！ナイスを近づけるって……これはこれでギャグになるかもですね(笑) (2019年4月2日 10時) (
レス) id: e1e76f0140 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - ６２日目 ナイフがナイスになってます (2019年4月2日 9時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ％(プロフ) - リクくんだよ☆さん» 投票ありがとうございます！ (2019年3月24日 21時) (レス) id: e1e76f0140 (このIDを非表示/違反報告)
リクくんだよ☆(プロフ) - �△�いいです！！ (2019年3月24日 12時) (レス) id: 4d219e036d (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ％(プロフ) - sakurazensenさん» 投票ありがとうございます！ (2019年3月23日 21時) (レス) id: e1e76f0140 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：果汁ジノ％ | 作成日時：2018年10月27日 21時
