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「かず〜。
パジャマに着替えて。
もう寝なさ〜い。」
「はーい。
おやすみなさい、ママ。
おやすみなさい、ナリさん？。」
あー俺は挨拶してなかったっけね。
「遅くなってごめんね。
二宮和也です。」
「名前似てるね！。
おやすみ、かずなり！。」
「コラッ！。
かず！。
呼び捨てにしない！。」
叱ってる店主さんなんて新鮮すぎて(笑)。
母親なんだなって思う。
「ごめんね？。
ナリさん。」
そう言ってお茶を出してくれる。
「ううん。
いただきます。」
一口お茶を飲むと。
普通のお茶なんだけど。
やっぱ店主さんのパワーってすげぇな(笑)。
「椿チャンって名字だったの？。」
「うん。
え？。
言ったよね？。」
「いや、下の名前だと思ってた。」
「あっ、だからチャン付けか。」
「だから二宮チャンとか言ったんだ(笑)。
下の名前は何チャン？。」
「実果チャン。」
「実果チャンかぁ。」
「チャンって年でもないけどね(笑)。」
「え？。
俺より年下でしょ？。」
「私今年、33だよ？。」
「27くらいだと思ってた。」
「んーでも結構若く見られるかも。
童顔なのかな。」
「そうかも。」
童顔かぁ。
確かにそうかも。
って見てたら。
「ナリさんあんまし見ないで(笑)。
照れる(笑)。」
え？。
照れる？。
そんな照れてるようには。
見えないけど(笑)？。
Aみたいに。
強がってても赤くなっちゃったりとかないし。
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作者名：ももりんご | 作成日時：2015年2月24日 22時
