ストーリー8..初日 ページ8
次の日。
朝からリョーマはバタバタしていた。
リョーマは従姉妹の菜々子に見送られながら走って学校へ行っていた。
それもそのはず、リョーマは学校初日に遅刻だけは避けたいと思っているからだ。それに加えて、昨日の集まりにサボっていたので尚更遅れるわけにはいかないのだ。
リョーマ「ふぅ。間に合った.....？」
なんとかホームルームに間に合ったリョーマだが、教室に入ると全員からの注目をあびていた。
男子も女子もヒソヒソとリョーマを見ながら話しているのでリョーマは、俺、なんかおかしいのかな？と思いながらも特に気にせず自分の席に着くのだった。
ホームルームが終わると、リョーマは1人困っていた。
ホームルームが終わると同時にリョーマの席の周りに沢山の人だかりができたからである。
これから1年間同じクラスになるため変にあしらうことも出来ずにいたリョーマだったが…
「ほらほら、みんな越前君困ってるじゃない。」
どこからか声が聞こえシーンと静まりかえったところにさっき声を発したであろう人物がリョーマの前に来て自己紹介をし始めた。
どうやらこの人は学級委員のようだった。
昨日いなかったリョーマに色々と説明をしに来たみたいだ。
だが、当の本人は長々と話している学級委員を横目に早く終わらないかななどと全く話を聞いていない。流石というかなんというか、である。(笑)
１限が始まるチャイムがなって解放されたリョーマはフッとため息を漏らした。
初めての授業だからか出席番号順で自己紹介が始まった。
リョーマの番になるとダルそうに聞いていた人も皆が一斉にリョーマの方に体を向けて注目した。
リョーマ「越前リョーマ。ヨロシク」
先生の計らいで普通の自己紹介じゃ面白くないからと自己紹介のあとに謎の質問コーナーがあったのだ。
女「越前君ってぇ何かぁ得意なことってぇなぁにぃ？」
リョーマ「テニス」
女「てにすぅ〜！すっごぉ〜い！！てゆうことゎはテニス部にぃ入るのぉ？？」
リョーマ「そのつもり。」
かなりのぶりっ子なのか猫なで声で話してくる人に若干引きながらも素っ気なく答えた。
その後もいろんな質問に答えていくもだんだん疲れてきたのかリョーマは不機嫌になってきていた。
そんなリョーマを見かねた先生が次の質問で最後になったので少し安心していた。
だが次の質問で、もっと不機嫌になることとなるのだった。
男「越前って彼氏とかいんのか？」
リョーマ「......は？」
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いまほ(プロフ) - 月影 優さん» はい！ありがとうございます！ (2019年6月7日 22時) (
レス) id: 1c958b9351 (このIDを非表示/違反報告)
月影 優(プロフ) - もちろんです！楽しみにしてます！ (2019年6月7日 15時) (レス) id: 53e82c3d32 (このIDを非表示/違反報告)
いまほ(プロフ) - 月影 優さん» え！本当ですか！！！ありがとうございます！更新遅めなんですけどこれからも頑張るのでぜひ見てください！ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 1c958b9351 (このIDを非表示/違反報告)
月影 優(プロフ) - この小説とても面白くて大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月6日 12時) (レス) id: 53e82c3d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いまほ | 作者ホームページ：http://imaho.com
作成日時：2018年1月20日 4時
