ストーリー41..関東大会 ページ41
リョーマが復帰して1週間.........
今日は関東大会初日。
時刻は9時ちょうど。
榊「跡部。全員揃ったか？」
跡部「いえ、越前がまだ来てません。」
榊「.....そうか。」
跡部「はい。」
会場には氷帝のジャージを着た生徒がたくさんいる。そんな中、この大会唯一の1年生レギュラー越前リョーマの姿が無く、榊や跡部を初めとするレギュラー達は、またか。と呆れていた。
なぜなら、リョーマが遅刻をすることなど今に始まった事ではなく、直させようと何度も健闘したが本人に治す気などさらさらないため、治る気配は一向にないので、半分。いや、9割方諦めている。
榊「越前と連絡が取れた奴はいるか？」
跡部「監督、越前の家に電話したところついさっき家を出たそうです。」
榊「向かっているのなら試合には間に合うだろう。レギュラーは各自アップを済ませるように。他のものはレギュラーのサポートにまわれ。
では、行ってよし！」
監督の榊はいつもの如く指示を出し、お決まりのセリフとともにジェスチャーをした。
普段の榊ならば遅刻者など試合に出させないどころかレギュラーからも外していたに違いないのに、レギュラー降格どころか、さも当たり前かのように試合に出す風に話していた。
部員達も普通なら贔屓だと怒る反応を見せるだろうが、それがリョーマだから普通じゃないことでもそれが『普通』になってしまうのだ。
氷ﾃﾆ「「はい！」」
その頃のリョーマはと言うと、、、
リョーマ「母さんってばなんで起こしてくんないんだよ！」
倫子「何度も起こしたわよ。それでも起きなかったのはリョーマでしょ。」
リョーマ「そーだけどさ......ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ」
倫子「文句言ってないで早く行きなさい！」
リョーマ「ヤバっ!!いってきまーす！！」
菜々子「リョーマさん！お弁当忘れてますよ〜！」
リョーマ「あー！菜々子さんサンキュ！」
菜々子「いってらっしゃい。」
リョーマ「行ってきます。」
リョーマは倫子に起こしてくれなかったことを愚痴っていたが、自分が起こされた時に起きなかった事が悪いので何も言い返せず、慌てて家を出るのであった。
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いまほ(プロフ) - 月影 優さん» はい！ありがとうございます！ (2019年6月7日 22時) (
レス) id: 1c958b9351 (このIDを非表示/違反報告)
月影 優(プロフ) - もちろんです！楽しみにしてます！ (2019年6月7日 15時) (レス) id: 53e82c3d32 (このIDを非表示/違反報告)
いまほ(プロフ) - 月影 優さん» え！本当ですか！！！ありがとうございます！更新遅めなんですけどこれからも頑張るのでぜひ見てください！ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 1c958b9351 (このIDを非表示/違反報告)
月影 優(プロフ) - この小説とても面白くて大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月6日 12時) (レス) id: 53e82c3d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いまほ | 作者ホームページ：http://imaho.com
作成日時：2018年1月20日 4時
