氷国物語2

ストーリー59..青学での噂 ページ9

リョーマが引き起こした過保護事件は、テニス部だけに留まらず、氷帝学園に広まるところから始まり、そして、ライバル校である青春学園に広まり、またそこからルドルフ、不動峰、山吹、六角、立海、さらには大阪の四天宝寺にまで事件の噂が飛び交っていっていた。

青学では、、、

菊丸「不二〜〜〜！！ねぇ、聞いた？聞いた？聞いた？おチビの噂！！！」

不二「あ、英二。もちろん僕の耳にもしっかり届いてるよ。」

桃城「え？おチビって氷帝の越前リョーマの事っスよね？噂ってなんの事っすか？？」

菊丸「あ！桃〜！！噂ってのは〜、おチビが前の日に寝過ぎて朝早く起きちゃったらしいんだけどね、、、、ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ、、、、って事にゃんだってー！！」

桃城「えぇ？！越前リョーマが早起きしてストーカーにあって危うく警察沙汰になる所だったんすか？！まぁ、確かに可愛らしい顔立ちしてたな、、、」

不二「確かにリョーマ君のあの顔立ちならストーカーされてもおかしく無いよね。ストーカーした奴も許せないけど1番許せないのはあの関西弁の生脚変態メガネ野郎だと思わない？(ﾆｺﾆｺ)」

菊丸・桃城((ッ！！))

桃城「な、何でっすか？」

不二「あの関西弁の生脚変態メガネそのストーカー取り逃したらしいんだ。許せない上にそんな使えない奴が近くにいると考えただけで、、、今度会った時に呪いかけてやんないとね？ﾌﾌﾌﾌﾌ、、」

菊丸・桃城「「そ、そうだニャ／そうっすね(汗)」」

どういう風に広がった噂なのか、結局ストーカーは居らず全て嘘だったのだが、リョーマはストーカーに危険な目にあったことにされ、そして、忍足はその’’犯人を取り逃したやつ’’と言うことになっていたのだ。

不二・菊丸・桃城を筆頭にその噂は青学テニス部にどんどん広がっていたのであった。

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