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影山「…家、近くにどこの高校がある？」
思いもよらなかった突然の質問に少し驚いた。
「んー、…あっ、伊達工業とか、かな」
影山「あそこらへんか…」
．
…そこで会話が終わった。
さっきから、こう何口か喋っての、途切れ途切れの会話がちらほら続く。
．
少しして、私は思い切って口を開いた。
「高校で住所覚えるの？珍しいね」
私が小さく笑うと
影山「…ああ、部活で時々行ったりするから…」
「へー、…私、あの人知ってるよ、及川さんって人」
影山「何で及川さん？」
「ツイッ○ーでフォローされた」
影山「…へー」
影山君はあの人らしいな、と少しだけ笑った。
．
会話してて思うのは、
敬語が無くなってきた気がする。
少しずつ、近付けれてるのかな。
．
空はすっかり日が落ちて、
国道は車多いから、と中道を通ってくれているから、結構暗い。
風が冷たくて耳が痛くなってきた。
．
少し勇気を出して、影山君の背中に耳を当てる。
．
．
…聞こえる。
鼓動が。
影山君も、私と同じくらい速くて、大きかった。
聞いちゃいけないもの聞いた様な気さえして
なんか妙にくすぐったい気持ちになって、
自転車を漕ぐ影山君の後ろで、私は静かに顔を赤らめた。
．
影山「…どうした？」
「なんでもない…っあ、次のコンビニのところで左に曲がってください」
影山「…おう」
．
曲がったらもうすぐ家に着く。
いつもはすごく長く感じてぼーっと電車に揺られているのに。
こんなに、家近かったっけ。
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ピノ(プロフ) - 木戸 凛々さん» 突然ですが次の55話で完結しますよ(°_°)！ (2017年1月27日 17時) (
レス) id: fd697664d4 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 凛々(プロフ) - ニヤニヤするあたしをどうにかしてください (2017年1月27日 16時) (レス) id: 3f020bed75 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - 木戸 凛々さん» えーやったー！考えとくねw (2016年12月27日 21時) (レス) id: 11317fccfe (このIDを非表示/違反報告)
木戸 凛々(プロフ) - やったね！ピノは代わりにツッキーの後ろにのせてあげよう！() (2016年12月27日 19時) (レス) id: 3f020bed75 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - 木ノ葉さん» コメントありがとうございます！！そう言ってもらえてすごく嬉しいです…！（＾Ｏ＾） (2016年12月27日 17時) (レス) id: 11317fccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ x他1人 | 作成日時：2016年12月26日 22時
