私に影山君の彼女は務まらない【影山飛雄】。2

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日向「だからー！！違うんだって影山ぁあ！！」






影山「こっち来んな！！お前にはもうトス一生あげねーかんな」






日向「それとこれとは違うだろ！！」






月島「ライバル意識してしまうもんね〜？」






日向「やめろってお前は！！！」









．









用具室から救出されてから体育館までの帰り道、



空気は最悪だ。









バレー部の皆は、それぞれ本来の目的であったコーンや得点板を持っていて、





私も手伝おうとしたが









月島「王様なんで彼女に持たせてんの？」









の一言で、私だけ手ぶらで後をついていく。









．









．









影山「とにかく、お前とはしばらく話さねぇ」



日向「あーーごめんってば！！トスあげて影山くん！！」









影山君は、あからさまに不機嫌だ。









「…ち、違うの！日向は助けてくれようと必死で…っ！」









日向「そうだよ！！お前から取ろうなんて思ってねーよ！！」






清水「…彼女の言う通りだと思う。日向に悪気は無い。」









影山「〜〜、」









影山君は困った様に視線を外へ向けた。

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