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男子「…何すか?」
「…道具取りに来たんだけど」
可愛らしい女の人の声。
男子「あっ……それが、俺もさっき来たんですけど、鍵開いてなくて…」
「…そ」
「清水さんじゃあ俺鍵取ってきますね」
「ありがとう縁下」
足音がパタパタ、と1つ遠ざかった。
誰も中にいる私に気付いていないみたいだ。
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「えー空いてねーのか」
男子「あっ、お前っ…!」
「んあ!?誰か倒れてる!!!」
聞き覚えのある声で私は顔を上げた。
その瞬間勢いよく隣のドアが開けられて、私は横から壁と挟まれるように両肩に強い衝撃が走った。
「いっ!?」
かなり痛い。
薄暗い教室に廊下の明かりが僅かに差し込んで来た。
「え、開くじゃん!けどなんかに引っかかって全部開かな…」
覗き込んで来た黒い影と目が合った。
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聞き覚えがあるというのは私の間違いではなかった。
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「ひな…た…」
日向「…Aさん…!?」
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ピノ(プロフ) - 木戸 凛々さん» 突然ですが次の55話で完結しますよ(°_°)! (2017年1月27日 17時) (レス) id: fd697664d4 (このIDを非表示/違反報告)
木戸 凛々(プロフ) - ニヤニヤするあたしをどうにかしてください (2017年1月27日 16時) (レス) id: 3f020bed75 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - 木戸 凛々さん» えーやったー!考えとくねw (2016年12月27日 21時) (レス) id: 11317fccfe (このIDを非表示/違反報告)
木戸 凛々(プロフ) - やったね!ピノは代わりにツッキーの後ろにのせてあげよう!() (2016年12月27日 19時) (レス) id: 3f020bed75 (このIDを非表示/違反報告)
ピノ(プロフ) - 木ノ葉さん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえてすごく嬉しいです…!(^O^) (2016年12月27日 17時) (レス) id: 11317fccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピノ x他1人 | 作成日時:2016年12月26日 22時