おさんぽ(中) ページ13
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ym side
『わぁ〜い♡りょうすけさんの せなかの上、たかぁ〜い！』
俺の背中の上から見える景色に 興奮し
ぴょんぴょん♡跳びはねる けいちゃん。
けいちゃんが跳びはねるたび、
ぷにぷに♡の肉球や、もふもふで ぷりぷり♡な おしりが 俺の背中に当たり、
……あぁ♡しあわせ♡
俺は ひとり、天国へと旅立っている。
しかし、
『…はっ。ぼく、うれしくって 思わず とびはねちゃったぁ…。ごめんなさい、りょうすけさぁん…』
けいちゃんは 我に返ると
しゅん、と 長くて もふもふ♡の お耳を垂らし(見えなくても分かるもん♡)、
ちょこんと 座った。
「(あぁ…天国タイムが終わってしまった)
気にしないで、けいちゃん。けいちゃんが うれしいと、俺も うれしいから、うれしい時は ぴょんぴょん跳びはねていいんだよ。(ま、ちょこんと座ると、けいちゃんの ぷるぷる♡ぷりぷり♡の おしりと太ももが ぴったり♡俺の背中に くっつくから、それはそれで 天国だけどね♡)」
『ほんとう？』
「うん。ほんと」
『…えへへ〜』
てれくさそうな笑い声とともに
すりすり♡と 俺の背中に こすりつけられた、けいちゃんの やわらかい ほっぺた。
「――っ」
俺の背中の上で繰り広げられている 動物界の序列革命に
ごくり、息を飲むと、
『ほぁ〜♡りょうすけさんの せなか、ふわふわで きもちい〜♡』
けいちゃんの かわいいお顔が 俺の背中にうずまり、
『ずっと こうしてたぁ〜い♡』
もふもふ♡ごろごろ♡と、そこらじゅうを転げまわった(この瞬間、けいちゃんが この動物界の頂点に君臨した)。
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作者名：本田
| 作成日時：2019年10月13日 21時
