EPISODE 24 ページ28
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あの日からレイのくる頻度が異様に増えた。毎日のように来る。大丈夫か、なんてひょこっと顔を出してくる。
それは、Aを心配してきているのか、あるいは何らかの疑いをもってやってきているのか、その両方なのかAには分からなかった。
ただ笑顔をつくって喋って相談などに乗る。
それしかすることができなかった。
＿＿＿だけど今日、事件が起こる＿＿＿
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「それは、やっぱりこうした方がいいよね」
「…だよな。やっぱそうなるか」
いつもの様にAはレイの相談に乗る。ちらりとAを見るレイの目がだんだんと不思議なものを見るような目になる。
(どうすれば、そんな考えになるんだ…？)
レイの頭にハテナが浮かぶ。でも、それは説得力があり、そうすれば上手くいくというのが分かる。
だけど、まるで、そうすれば上手くいくと
造られたような話、以前に全く同じ事があったかのような手際の良さと余裕。レイの頭にハテナが浮かんでいることを彼は知らない。
そして、やっぱり彼を取り巻く黒いモヤは消えていなかった。逆に、日に日に強く、濃く、大きくなっている。いつか、そのモヤが弾けて、何か起こってしまうのではないかと、レイは内心ヒヤヒヤしていた。
｢…｣
Aは不意に顔を上げた。レイもそれにつられて顔を上げる。
Aは今から何かが起こる、そう感じて辺りをキョロキョロと見回してみる。
だけど別にそこには何も無く、レイの「どうした…？」という不安の交じった声が聞こえた。
｢気のせい…だったのかな…｣
Aは目線をレイにむけようとする。
＿＿＿その時。
『ガタンッッ！！！』
何かが開く音。その音が扉だと理解するのに、そう時間はかからなかった。イザベラかと思ったが、彼女はバレない為にいつも真夜中に来ている。そんな彼女がこんな真昼間に来るわけがない。
じゃあ…もしかして…
目線を扉に向ける。そこには、白髪の優しそうな男の子がたっていた。漫画で見たよりも優しそうで、天才のオーラが滲み出ている。
｢ノーマン…｣
レイの呟きにニヤリと口の端を上げた彼、ノーマンは言った。
「ビンゴ」
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Rabbit book(プロフ) - 公務員さん» ありがとうございます！嬉しいです(*´-`*)更新頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします！！ (2019年8月10日 18時) (
レス) id: 5389d4eda8 (このIDを非表示/違反報告)
公務員 - あ、、、、続きが気になって仕方がない、、、、、!更新楽しみにしてます!! (2019年8月8日 12時) (レス) id: 567cb90382 (このIDを非表示/違反報告)
Rabbit book(プロフ) - 花風雪さん» ソフィは、、、、どうなってしまったのでしょうか……続きをお楽しみにしててください！笑 (2019年6月17日 16時) (レス) id: 5389d4eda8 (このIDを非表示/違反報告)
花風雪(プロフ) - (´･Д･)ぽかーん、ソフィィィィ！ (2019年6月16日 19時) (レス) id: e781858e49 (このIDを非表示/違反報告)
Rabbit book(プロフ) - はるせさん» そうです、やばいんですよ！！（笑）更新頑張っていきますので応援よろしくお願いします！ (2019年5月13日 19時) (レス) id: 5389d4eda8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま る | 作成日時：2019年4月3日 14時
