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EPISODE 16 ページ19




レイがここを去ってから、俺は1人荷物整理をしていた。



バックの中がぐちゃっとしていたからだ。



「……?」



カバンを漁っていると、一通の手紙が入っていた。



…手紙って、神様以来だな。



『Aへ』と書いてあるから、俺宛のものだろう。




「……なっ!?」



封筒を裏返すと、『ソフィより』と書いてあった。



ソフィ…?



『Aへ、脱獄は成功してますか。ってかしなかったら怒るよ!』



現在10歳だけど、文字だけ見たら15、6に見えるくらい大人っぽい文字だった。



『ここのプラントの子供たちも救って欲しい、なんて我儘なことくらい分かってる。でも、Aならできるって私はそう信じてるよ。』



『…大好きだよ、A!私の分まで生きて、誰よりも願っています。』



…『私の分まで生きて』?



俺は気がついたら立ち上がっていた。このまま外に出たらバレて俺が出荷されるというのがわかり切っているというのに。



でも、ソフィは…。



「A、入るわよ。」



イザベラが扉をノックして入ってきた。



「…いらっしゃい。」



こんな時でもすぐに笑顔になれる自分を呪いたくなる。



「…んで、何?」



「昨日、新しいママ…あの子達で言う、敵を増やしたの。」



敵、それはシスター・クローネの事だろう。



「へぇ、そうなんだ。」



「そして、何かレイからきいてない?」



変なことを言って変に納得されてしまっては、彼らの脱獄が不利になるかもしれない。



「レイに言われたわけじゃないけど、貴方はなんで敵を増やそうと思ったの?」



イザベラは笑みを深めて俺を見つめる。



「別に、ただあの子達の見張りをしてもらう為、それ以上でもそれ以下でもないわ。」



「ふーん。じゃあさ、その新しいママ?にその今のママの座を狙われてたりしないの?」



「…してるわ。」



淡々と答える。もうこの時から彼女は知っていたようだ。



「でも、大丈夫。手は何時でも打てる状態にしているから。」



イザベラの黒の笑顔に俺は身震いしてしまった。



視線だけで殺せそうな笑顔



世の中には怒らせてはいけない人がいるんだなと実感した。




そして、俺は1番聞きたい質問をした。



「ねぇ、イザベラさん、第2プラントで最近出荷された人って分かりますか?」



イザベラは、手を顎に添えて少し考えた。




「たしか…ソフィって子だったかしら。」




……俺の思考は停止した。





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Rabbit book(プロフ) - 公務員さん» ありがとうございます!嬉しいです(*´-`*)更新頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします!! (8月10日 18時) (レス) id: 5389d4eda8 (このIDを非表示/違反報告)
公務員 - あ、、、、続きが気になって仕方がない、、、、、!更新楽しみにしてます!! (8月8日 12時) (レス) id: 567cb90382 (このIDを非表示/違反報告)
Rabbit book(プロフ) - 花風雪さん» ソフィは、、、、どうなってしまったのでしょうか……続きをお楽しみにしててください!笑 (6月17日 16時) (レス) id: 5389d4eda8 (このIDを非表示/違反報告)
花風雪(プロフ) - (´・Д・)ぽかーん、ソフィィィィ! (6月16日 19時) (レス) id: e781858e49 (このIDを非表示/違反報告)
Rabbit book(プロフ) - はるせさん» そうです、やばいんですよ!!(笑)更新頑張っていきますので応援よろしくお願いします! (5月13日 19時) (レス) id: 5389d4eda8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rabbit book | 作成日時:2019年4月3日 14時

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