も う い ち ど【呪術廻戦】

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「……呪詛師集団の『Q』は分かるけど、盤星教の方は何で星漿体を殺したいわけ？天元様の同化に失敗して立ち行かなくなるのは非術師(あっち)側じゃん」


星漿体がいるという場所に向かっている途中、ふと浮かんだ疑問を2人に投げてみる。
すると五条も同じことを思ったらしく、「ほんとそれ。意味わかんねぇ」と激しく同意してきた。


「崇拝しているのは純粋な天元様だ。星漿体、つまりは不純物が混ざるのは許せないのさ」


なるほど。
でも、社会が立ち行かなくなる危険を冒してまで、同化を防ぎたいという気持ちはよく分からない。


「だが、盤星教は非術師の集団だ。特段気にする必要はないよ。やはり警戒すべきは『Q』」


呪詛師集団だからか。
でも未来では確か「Q」はかなり早い段階で組織瓦解したと聞いた。
だから……


「盤星教の方は非術師だからこそ、どんな手を使うのか分からなくない？」
「確かにそうだね」
「まぁ大丈夫でしょ。俺たち最強だし」


それでも未来では失敗に終わってるんだよなぁ。
原因はなるべく消したつもりだけど。

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