俺の後輩は山田。(inym)

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ymside

あれから、一週間


頭の中が、ごちゃごちゃすぎて…。

この、一週間、ちゃんとした、仕事をもらうようになったこと。

ゆーとと、昼飯を食べるようになったこと。

周りの目が、変わって、

『なに？あの、イケメン！見たこと無いよねー。』

『ね！新しい人かな？』

『でも、根暗の所に座ってるよ？』

あっ、俺の所にきた。

『もしかして、お前、根暗？』

ym｢は、はい。｣

『マジかー。変わったな。』

その理由は…


三日前


in｢おい、山田。｣

最近、扱い雑になってきてんだけど、

早く仕事辞めるために、頑張るか。

ym｢はい。｣

in｢前から、思ってたんだけど、髪、切ってよ。ボサボサすぎてだめだよ。｣

ym｢えっ、めんどくさいんでいいです。｣

in｢だめだめ。いいから、明日、休みでしょ、駅前集合ね。｣

ym｢はっ！？｣

なんで、勝手に決めるかな〜。



結局、来てしまった。


in｢山田ー。｣

ym｢あっ、課長…。｣

私服、シンプルでオシャレだな。萌え袖可愛い…。

って、見とれてんじゃねーよ、バカッ。

in｢どした？｣

ym｢別に、何も。｣

in｢俺に、見とれてたんじゃなくて？｣

ym｢ち、ちがいます。｣

何言ってたんだよ。



美容室に来た。

何年ぶりだろ。

『伊野尾さん。この人ですか？』

in｢そう。よろしくね。｣

『もちろん。頑張ります。』

課長、いろんな人と、仲いいよな。

『山田さん。どうぞ。』

ym｢はい。｣


30分後


『どうでしょうか？』

ym｢ありがとうございます。｣

うわ、めっちゃ変わったし、さっぱりしたな。

『終わりましたよ、伊野尾さん。』

in｢おっ、 ｣



何その間。固まってますよー。

in｢よし、行くか。｣

ym｢でも、お会計…。｣

in｢今日は、俺の奢りだから、いいのいいの。｣

ym｢あ、はい。ありがとうございます。｣

どこに、連れてかれるんだろう。

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